好事魔多し
それを心に刻んで今後のリーグ戦に生かせれば、チームにとってはプラス材料と捉えられるかも知れません。しかし、これを引きずるようではマイナスにしか働きません。全ては気持ちの持ちよう次第と言えます。
ラストワンプレーで追いつかれて勝点を2つ失った痛手から、それを奮起の材料として今後に生かすことができたなら、この引き分けの意味が大きくなるというものです。
色々あって気持ちの整理がつかず、いまだに立ち直っていない状態で第2節のいわきFC戦を振り返っていきます。
開幕のホームゲームで栃木SCに快勝して勢いをさらに増すべく臨んだ第2節、アウェーでのいわきFC戦は前半と後半で全く違うチームになってしまったかと思えるような上下動の激しい試合内容でした。
第2節のいわきFC戦の試合結果とスタッツです。
⚽数字だけ見たら、かなり押されていた試合のように見えます。しかし、田上がDOGSOで一発レッドをもらい退場してしまった後半19分以降は強い向かい風の中での試合であったことを踏まえて考えたら仕方ないことかも知れません。
何度も言いますが、風上に立っていた前半にあと1点、いやあと2点が取れていたなら、この田上のレッドカードもなかったでしょうし、ラストワンプレーの失点につながった柳貴のファウルも犯さなくて済んだはずです。前半終了間際の1点のみで前半を終わったことで、風下に立った後半はスタート時から何となく浮足立っていたように感じます。ボールが前に運べなくなって、パスも上手く繋がらず、焦りも感じられました。
それでも10人で耐え続けていたのだから、あそこで無理をしてファウルを犯す必要があったかと言えばなかったと思います。それが、気持ちの中に余裕がなかったことからくる焦りと不安の為せる業だとしたら、サッカーも多くはメンタルに左右される競技なのだと改めて痛感させられました。
個人的には「ドーハの悲劇」をも上回るショッキングな『残り0秒の惨劇』だったのですが、第2節を終えたばかりというこの時期にそこまで落ち込む必要があるのかと考えたら、負けていないことをもっと前向きに考えても良いのかなと思ったりしています。
これは痛手には違いありませんが、この結果を糧として今後の試合に生かしていけるのであれば、後で振り返ったときにターニングポイントだったと感じることがあるのではないかと思います。
まだ必要ないとのお声も聞こえて来そうですが、第2節を終えてのJ2順位表です。
あれだけの衝撃を受けたにもかかわらず4位にいることを前向きに捉えられたら、切り替えて前に進めそうな気がします。
ファジはルヴァンカップ1回戦のテゲバジャーロ宮崎戦を挟んで、第3節のホームゲーム、レノファ山口FC戦に臨みます。
今季からJリーグ60クラブの全てが参加して行われることになったルヴァン杯は最初からトーナメント形式で行われる為、当然ですが延長戦もありますし、それで決着しなければPK戦も行われます。リーグ戦より多い20人がベンチ入りできることもあり、さてこの1回戦にどんなメンバーを組んでくるのかという興味も含めて、これまでの生涯で未踏の地として残ってきた宮崎県に遂に足跡を残します。
出典:https://www.tegevajaro.com/
では、現地でお会いしましょう。よろしくお願い申し上げます。
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