『誓いの碑』をご存知の方も多いと思います。
出典:https://www.habatakifukushi.jp/record/aids/
『誓いの碑』
命の尊さを心に刻み込みサリドマイド、スモン、HIVのような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する
千数百名もの感染被害者を出した「薬害エイズ」事件 このような事件の発生を反省しこの碑を建立した
平成11年 厚生省
では、その「薬害エイズ事件」のあらましについてです。
薬害エイズとは
1980年代初め、血友病などの血液凝固因子異常症の患者がHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の混入されていた輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与され、HIVに感染した薬害被害のことです。
当時多くの患者にHIV感染が告知されていなかったため、妻や子供への二次・三次感染も引き起こしました。日本の薬害エイズ被害患者は1,433名、約30年が経過し既に半数が亡くなり、生存者数は704名と報告されています(令和三年度血液凝固異常症全国調査より)。
1990年代はエイズ発症による死亡が多くみられましたが、それ以降、HIV/HCV重複感染による肝硬変や肝がんの死亡が多い中、近年、生活習慣病の合併、頭蓋内出血例がみられています。
(引用:https://kyusai.acc.go.jp/about_us/003.html)
この「薬害エイズ事件」は当時とすれば、相当なインパクトで受け入れられました。結論から言えば、認可した当時の厚生省と販売した製薬企業5社による殺人事件という様相です。海外では危険度が認知され使用禁止とする国も多かったアメリカから輸入された危険な非加熱製剤を大量に使用することによって生じた薬害事件です。更に加熱製剤の認可後も、危険な非加熱製剤はただちに回収されることなく使用され続けたのが実態とされています。
日本の薬害エイズ被害患者は1,433名、時間の経過とともに既に半数が亡くなり、生存者数は704名と報告されているようです(令和三年度血液凝固異常症全国調査より)。
さて、COVID-19の流行によって日本政府がドタバタ喜劇で始めたコロナワクチン接種に目を向けてください。
ワクチン接種後の死者数は因果関係の認められたかどうかを度外視して2,000人を超えています。重篤な後遺症に悩む方は26,000人以上といわれます。しかも、この数字は氷山の一角だといわれています。医療従事者の副反応疑い報告をする割合が低い為です。
法律的には副作用や副反応疑い報告は医療従事者の義務なのですが、違反した際の罰則もありません。また、報告した際、その医師のメリットになることもありません。つまり、自分で自分の首を絞めることになる報告業務を進んで行いたいと思える医師が少ないということです。
医療倫理として報告することは当然なのですが、そういった医学教育はなされていないのが現状のようです。
センセーショナルな薬害エイズに比較して、圧倒的に多数の薬害を発生させているにもかかわらず、このことを取り上げて報道するメディアもなければ、厳しく指摘する声も聞こえてこないのが現状です。多くの人々がそれだけマインドコントロールされ「デメリットよりメリットの方が大きい」という言葉を鵜呑みにしてワクチンを接種したことにより苦しんでいる。そのことを追及する声は巨大な圧力によってかき消されています。
それが今の姿です。経済をここまで疲弊させた元凶は病気の蔓延ではなく、その対応をした人々の罪深い行動によってもたらされたことを忘れないようにしたいものですね。
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