プーチン大統領 盟友葬儀に“核カバン”…「暗殺を深く懸念か」

厳かな音楽が流れるなか、ロシアのプーチン大統領は、赤いバラの花束を手に、盟友の葬儀に訪れました。

十字を切り、弔意を示したのは、ロシアの極右政党の党首で、プーチン大統領を全面的に支持してきたことで知られるジリノフスキー氏です。

イギリスの複数のメディアが注目したのは、黒いカバンです。
イギリス紙「ザ・サン」(8日付)など:「プーチン大統領はきょう、“秘密の核カバン”を持った軍の警護スタッフに囲まれ、モスクワの葬儀に出席した」
警護スタッフが持つこのカバンが、遠隔で核ミサイルを発射するための“核カバン”だと指摘しました。
核カバンは、プーチン大統領がどこへ行くにも、同行する警護スタッフによって、24時間365日管理下に置かれているとされています。
大統領、国防相、参謀総長の3人がアクセスできるようになっていて、このうち2人が集まれば、核ミサイルのスイッチを起動できると言われています。
ロシアの国営放送が報じた映像から、イギリスメディアは、いつでも核兵器が使用できることを誇示していると分析しています。
さらに、プーチン大統領が訪れる前に、教会からほぼすべての弔問客が退場させられたとしたうえで、こう分析しました。
イギリス紙「ザ・サン」(8日付):「大統領が暗殺の可能性を深く懸念していることを意味しているのかもしれない」 (「グッド!モーニング」2022年4月12日放送分より)

2022/04/11(月) 05:52:39.

2022.04.10 Sun posted at 16:45 JST
(CNN) 北欧のフィンランドとスウェーデンが、北大西洋条約機構(NATO)の加入に近く踏み切る可能性が出て来た。
複数のNATO当局者は10日までにCNNの取材に応じ、両国の加盟に関する議論はロシアによるウクライナ侵攻以降、極めて重大な意味合いを帯びるようになったと明かした。
米国務省の複数の高官は、この問題は先週開かれたNATO外相会議でも取り上げられたとした。フィンランドとスウェーデンの両国外相もこの会議に加わっていたという。
NATO当局者は、両国の加盟問題の議論が出てきたことはウクライナへの侵攻がNATOの同盟関係を再活性化させたり、一体感を強めたりするだけの結果をもたらしたことを意味すると指摘。ロシアのプーチン大統領が侵攻で狙っていたNATO拡大の阻止とはまさに正反対の事態が到来したことになるとした。
プーチン氏は侵攻前、ロシアの安全保障を脅かすとしてNATOによる東方への拡大や新規加盟の中止を要求。NATOは侵攻を受け、ウクライナへの支援を強化し、新規加盟国を迎え入れることを準備する状況になっている。
続きは↓
(CNN) 北欧のフィンランドとスウェーデンが、北大西洋条約機構(NATO)の加入に近く踏み切る可能性が出て来た。
複数のNATO当局者は10日までにCNNの取材に応じ、両国の加盟に関する議論はロシアによるウクライナ侵攻以降、極めて重大な意味合いを帯びるようになったと明かした。
米国務省の複数の高官は、この問題は先週開かれたNATO外相会議でも取り上げられたとした。フィンランドとスウェーデンの両国外相もこの会議に加わっていたという。
NATO当局者は、両国の加盟問題の議論が出てきたことはウクライナへの侵攻がNATOの同盟関係を再活性化させたり、一体感を強めたりするだけの結果をもたらしたことを意味すると指摘。ロシアのプーチン大統領が侵攻で狙っていたNATO拡大の阻止とはまさに正反対の事態が到来したことになるとした。
プーチン氏は侵攻前、ロシアの安全保障を脅かすとしてNATOによる東方への拡大や新規加盟の中止を要求。NATOは侵攻を受け、ウクライナへの支援を強化し、新規加盟国を迎え入れることを準備する状況になっている。
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