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北本自然観察公園、

2022年10月07日 06時03分02秒 | 日々の出来事
湿地帯にある公園です。

小中学生向けの学習センターが中心になので、よく整備された公園です。無料なのがありがたいですね。

水生植物とマガモなどの水鳥も見られるようでした。

9・25・2022
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妊活にもコロナウイルスが影響 「今は不妊治療しない方がいいのか

2022年10月07日 03時03分39秒 | 医学と生物学の研究のこと
妊活にもコロナウイルスが影響 「今は不妊治療しない方がいいのか

いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ
 
 2020年3月。世間は連日連夜、新型コロナウイルス肺炎関連のニュースで持ちきりです。医療関連の話題はもちろんのこと、マスクや消毒液が足りないという流通や生産の問題、生活必需品の買い占めや転売問題、せきエチケットによるトラブルなど、枚挙にいとまがありません。


3・19・2020

突然の休校や集会等の自粛により、多かれ少なかれ予定の変更を余儀なくされ、ストレスを抱えている人も少なくないでしょう。

  社会全体がこうした状況下にあると、いわゆるマイノリティーと言われる人たちは、ますます声を上げづらくなってしまいます。私のもとにも、そうした声がいくつかが届きました。
     
イメージ        
 


在宅の同僚のフォローで通院が困難に
 
 例えば、在宅ワークになった同僚のフォローのため、不妊治療の通院が難しくなってしまったという方です。

 「社内で同じ部署の2人の方が、子どもの休校のためにテレワークに切り替えられたので、私はその分、会社に行かないわけにいかず、今回の治療に支障が出そう。これまでフォローしてもらったこともあるから、今回みたいな時には、こちらがフォローしないといけないと理屈ではわかっていても、こっちももう年齢もあるし、時間を無駄にしたくないからあせってしまう」

 確かに、小さなお子さんがいる家庭では、あまりにも急な休校宣言に戸惑いと困惑を抱えながらも、在宅勤務に切り替えたり、休んだりする親御さんは多いでしょう。これまで働き方改革として提唱されつつも、遅々として進まなかった「テレワーク」がこんなに早く広がりを見せるとは、想像できなかったことだと思います。それは「働き方改革」的には好ましい傾向であると思います。ただ、テレワークは、全員が同じように可能になるとも限りませんし、この方と同じような声はほかにもあります。

  「在宅勤務は誰もができるわけじゃないし。こういうときも子どもがいる人のほうが優先される。小さい子を放っておくことはできないから仕方ないんだけど。わかるけど。こんなことを考える自分も嫌になる。早く妊娠したい! 妊娠できない自分も嫌! それが一番嫌」

不妊治療の説明会がコロナで開催中止
 
 また、通院に際しての悩みも浮上してきています。

 「主人と行く予定だった不妊治療病院の説明会が、コロナで開催中止になってしまいました。これを受けないと治療してもらえないのに……。いくつか回ってやっと決めた病院だったけど、説明会を受けなくても治療してもらえるところを探したほうがいいのでしょうか」

 「『夫が微熱がある』と言ったら、予定していた治療がキャンセルされました。せっかく体調を整えて人工授精の準備をしていたのにショックです。私じゃなくて夫だし、問題ないんじゃないかと言ったけど、念のためとのことでダメでした。次はいつになるか……」

  不妊治療は、行けばすぐに始められるわけではありません。そのために二人とも検査をしたり、体調を整えたり、ホルモン剤を投与したりして、治療のための様々な準備を、数週間から時には数か月かけて行っていきます。それほど時間がかかるものなのです。ですので、このように、治療が進められなくなったという悩みは当事者にとってはとても深刻です。
     
読売新聞社        
 


妊娠後のウイルス感染も怖い
 
 また、コロナウイルスが心配、という声も多数あります。

 「仕事は在宅になったんだけど、通院のために電車とかにどうしても乗らなきゃいけないし、病院は会社の近くにしたので、これじゃ在宅の意味がない。今周期は治療をしない方がいいのかと迷い中。早く普通の生活がしたい」

 「今、3回目の胚移植をするために準備しているけど、今回うまくいって妊娠したとしても、もしかしてウイルスに感染したら、赤ちゃんに影響があるかもしれない?? と思うと、怖くて。今は治療しない方がいいのか、キャンセルした方がいいか、と考えています」

などなどです。
学会などの正しい情報を入手して判断を
 
 確かに、まだ全容がわからず、ワクチンも開発されていないという未知のものに関しては恐怖心がわいてくるのは自然なことなのでわかります。しかし、この新型コロナウイルスに関しては、SNSなどで誤った情報や過激な書き込みなども本当に数多く見られます。こうした時こそ、正しい情報を入手し、自分自身で考えて判断することが求められると思います。

私も様々な情報にはすぐに踊らされてあわててしまうことがよくありますが、今回は長丁場になる可能性もあるとのことなので、腰を据えて事態にあたる必要も感じています。そこで皆さんにお伝えできる情報として、 一般社団法人 日本産婦人科感染症学会 が出されている「 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ (2020/02/27 更新) 」があります。文書の中には「妊産婦、妊娠を希望する方へのアドバイス」が書いてありますので、良かったら参考にしてください。

悩みを我慢せず、相談を
 
 さらに、妊活中の方が困ることとして、このような状況下にあっては、ただでさえ周囲に話しづらい妊活の悩みが、ますます話しづらくなってしまうということです。本来、人の悩みや課題に大小はなく、比べられるものではないと思うのですが、不妊の悩みについて、当事者は「こんなことを口に出してはいけないのではないか」「これぐらい我慢しなくてはいけないのではないか」と思いがちです。でも、一人で我慢する必要はありません。このような時こそ、遠慮なく何でも話せるところを見つけ、一人で抱え込まないようにしてください。

  SNSで仲間を見つけてやりとりしたり、対面が気になる方はオンラインの相談やカウンセリングなどを利用してもよいと思います。NPO法人Fineでも近く、オンラインのカウンセリングも実施する予定ですし、先日、私も友人カウンセラーとオンライン妊活おしゃべり会を実施しました。自分の気持ちを元気に保つためのアクションも、うがいや手洗いと同様、こういう時に必要な「自分でできること」かもしれません。良い方法が見つかりますよう、応援しています。
     
松本亜樹子        
 


 松本亜樹子(まつもと あきこ)


3/19thu/2020




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