年末の風物詩】年越しそばを食べる時間帯はいつ?地域によっては「うどん」を食べるところも!
12/30(金) 11:12配信
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写真:LIMO [リーモ]
大晦日に食べる定番メニューとして「年越しそば」が有名ですが、どのタイミングで食べるべきなのか曖昧な方もいるのではないでしょうか。
【写真】年越しそばを食べる時間帯はいつ?
そもそもの由来も解説 縁起物として食べる年越しそばは、どうせ食べるなら「ベストな時間帯」に食べたいと考える方がいるかもしれません。 そこで本記事では、年越しそばの食べる時間帯や由来について解説していきます。 記事を参考に、幸先の良い新年が迎えられるように、大晦日に年越しそばを食べてみてはいかがでしょうか。
年越しそばを食べる「ベストな時間帯」は?
そもそも年越しそばとは、「1年の苦労や不運などの厄災を断ち切る」という意味合いから食べられている縁起物とされています。 そのため、2022年から2023年に変わる前に食べるのが理想でしょう。
とはいえ、絶対にこの時間に食べなければいけないという「明確な決まり」はありません。
初詣に行くなどの用事で、年を越すタイミングで食べるのが難しい場合は、大晦日である12月31日であればどの時間帯に年越しそばを食べても問題はないでしょう。
年越しそばを食べてはいけない時間帯はある?
年越しそばを食べるベストなタイミングがある一方で、食べてはいけない時間帯は存在するのでしょうか?
結論から述べると、年越しそばを食べてはいけない時間帯は存在しません。 なので、大晦日のタイミングの良い時間帯に食べると良いでしょう。
とはいえ、前述したとおり、年越しそばを食べる目的は「1年の苦労や不運などの厄災を断ち切るため」とされています。 そのため、今年の苦労や不運を新年に持ち越さないように、除夜の鐘が鳴る前には食べておくと良いという考え方もあります。
年越しそばを食べる時間帯は地域によって異なる?
一般的に、大晦日の深夜に食べられることが多い年越しそばですが、実は地域によって「食べるタイミングが異なる」ケースもあります。
例えば、福島県の一部地域では、大晦日ではなく「元旦」にそばを食べる風習があります。
また、新潟県の一部地域においては、小正月の前日「1月14日」にそばを食べる風習もあるようです。 さらに香川県では「年越しそば」ではなく「年明けうどん」という風習があります。 年明けうどんとは、年明けに縁起を担いだうどんを1月15日までに食べる習慣で、香川県のさぬきうどん振興協議会が新たな麺食行事の普及を目的に始めた取り組みです。
上記のように地域によって食べる日にちや食べるものが異なるため、風習に合わせて年越しそばを食べたい場合は、「自分の地域では年越しそばをいつ食べるのか」を事前に確認しておくと良いかもしれません。