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お堀端の駅、市ヶ谷

2024年06月30日 00時05分07秒 | 日々の出来事
JR総武線の駅ですが、中央線が脇を通ります。

地下鉄は、有楽町線、東西線、新宿線など多数ですね。



5/23/2024
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「飲酒は体に悪い」と断言できない理由とは?…上皇陛下の執刀医・天野篤が教える「健康にいい酒の飲み方・悪い飲み方」

2024年06月29日 23時05分29秒 | 医療のこと


「飲酒は体に悪い」と断言できない理由とは?…上皇陛下の執刀医・天野篤が教える「健康にいい酒の飲み方・悪い飲み方」 (msn.com) 





天野 篤 先生、
順天堂大学医学部
心臓血管外科 特任教授


〈 「ドカ食い」「偏食」は命を削るだけ…上皇陛下の執刀医・天野篤が警鐘を鳴らす「キケンな食べ方」 〉から続く


「昔から『酒は百薬の長』といわれるように、飲酒は心臓を守ることにもつながるといえるでしょう。ただし、お酒を百薬の長にするためには…」


 上皇陛下の執刀医も務めた有名医師が教える「正しいお酒の飲み方」とは? 心臓血管外科医の天野篤さんの新刊『 60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常 』(講談社ビーシー/講談社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 前編 を読む)


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知っておきたい「正しいお酒の飲み方」とは? 写真はイメージ ©getty

◆◆◆
ビール1日500ミリリットルで、心血管疾患のリスクが減った米国の調査
 適度な飲酒をしている人は心臓発作が大幅に少ない――。


 米国でそんな研究結果が報告されました。マサチューセッツ総合病院の研究グループが約5万3000人(年齢中央値60歳、女性60%)を3〜4年にわたり追跡調査したところ、軽度/中度のアルコールを摂取していたグループは、アルコールを摂取しない人や摂取量が少ない人と比較して、心血管疾患のリスクが21.4%減少していました。


 ちなみに今回の研究での軽度/中度のアルコール摂取は、男性が1日ビール500ミリリットル、女性は250ミリリットルまでとされています。


 この研究では併せて脳の画像検査も行われ、軽度/中度のアルコールを摂取していたグループは脳の扁桃体でのストレスシグナル伝達が低下していたといいます。研究者は、「軽度から中程度のアルコール摂取が扁桃体の活動を抑制する神経生物学的な影響を及ぼし、それが心血管の保護効果をもたらす可能性をはじめて示した」としています。今回の研究対象になった5万3000人は“素養”がはっきりわからないため、これといった基礎疾患がなく、もともと心臓血管疾患のリスクがとても低い健康な人たちがサンプルになっている可能性があるので、結果をうのみにするのは注意が必要です。



 ただ、それでも「適度な飲酒がストレスを緩和し、心臓にとってプラスに働いた」と考えられるのはたしかです。


アルコール効果はストレス解消、利尿作用による心臓への負担の軽減か
 実際、ストレスは心臓にとって大敵です。ストレスを受けると交感神経が優位になり、興奮にかかわる神経伝達物質のアドレナリンが通常以上に分泌されます。アドレナリンは少量でも心拍数を増加させたり、血流を増やして血管を収縮させたりするため、血圧が上昇します。それだけ、心臓の負担が増えてしまうのです。さらに、ストレスによって炎症細胞が放出され、過剰になると血管を障害して動脈硬化の一因となるプラークができたり、動脈瘤を形成したりすることもわかっています。


 適度な飲酒による心臓へのプラス効果はほかにも考えられます。アルコールには利尿作用あって、飲酒量以上の水分が体内から尿として排出されるといわれています。ただ、アルコールの摂取量がそれほど多くなければ、同時に摂取する水分の量が増えている場合もあり、それなら体が脱水状態に傾くケースは少なくなります。


 摂取と排出のサイクルが一定に保たれると、自律神経にもいい形で影響を及ぼしてストレスホルモンである「カテコールアミン」のバランスも整い、心臓への負担が抑制される可能性もあります。


「酒は百薬の長」とするワインの適量はグラス2杯
 昔から「酒は百薬の長」といわれるように、飲酒は心臓を守ることにもつながるといえるでしょう。ただし、お酒を百薬の長にするためには、やはり適量であることが重要です。ストレスを緩和する、睡眠を誘発する、排尿を促す、食欲を増強するといった作用が、一定のプラスになる範囲でとどまるような量が適量といえます。


 ちなみに、心臓にトラブルを抱えていたり、心臓手術を受けたりした患者さんには飲酒の指導を行います。とりわけ、心臓の機能が落ちている人や、たくさんの薬を服用して心臓の状態を管理している人に対しては、気をつけて飲酒するように伝えています。具体的には、ビールなら350ミリリットル缶1缶から500ミリリットルの中瓶1本程度、ワインならグラス2杯、日本酒なら1合くらいを目安としたいものです。


適量を超えた飲酒は心臓血管疾患につながる
 はっきりしたデータはないとはいえ、お酒が好きな人がその飲酒量を超えてしまった場合、アルコールの影響で脳が麻痺して、止めどなく飲んでしまうケースが多くあります。ですから、適量とは「飲酒を自制できる量」と言い換えてもいいでしょう。


 飲酒が適量を超えてしまった場合、アルコールは心臓にとってマイナスに作用します。脈拍が速くなって心拍数が増えるので心臓の負荷は大きくなりますし、心機能が低下した人では同時に飲む水分量が多いと心臓の負荷につながり、姿勢の変化による血圧変動も大きくなります。血圧が急激に上下動すると、冬場の入浴で見られる「ヒートショック」のような状態になり、心筋梗塞、大動脈解離、不整脈、脳卒中といった心臓血管疾患を引き起こす危険があるのです。


 また、普段から降圧薬を服用している人は、飲酒量が多くなると極端に利尿作用が大きくなり、体が脱水に傾く場合があります。脱水状態になると血液の量が減って、粘度も上がります。1回に送り出す血液量が減り、流れにくい血液を体全体に送らなければならない心臓は、心拍数を増やして対応しようとするため負担が増大します。とりわけ心機能が落ちている人たちは、脱水が原因で心不全を起こすケースもあるので注意が必要です。


 心臓にトラブルを抱えている人はもちろんですが、飲酒を健康管理につなげるためには「適量」を意識することが大切です。


(天野 篤/Webオリジナル(外部転載))









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最近よく聞くNMN、若返りに効くって本当?

2024年06月29日 22時05分31秒 | 医療のこと

最近よく聞くNMN、若返りに効くって本当?:日経バイオテクONLINE (nikkeibp.co.jp) 




機能性食品素材として注目を集めるNMNは、Nicotinamide MonoNucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の略称。NMNは、多種の脱水素酵素の補酵素として機能するニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の生合成中間代謝産物である。NMNは母乳に含まれているほか、枝豆やブロッコリーなどの野菜にも多く含まれる。体内ではビタミンB3(ニコチンアミド)から生成されるが、加齢に伴い量が減る。


 NMNを摂取すると体内でNAD+に変換され、長寿遺伝子ともいわれる酵素サーチュインを活性化することが知られている。マウスの実験では、高脂肪食負荷に伴う耐糖性異常の改善や老化に伴うミトコンドリアの機能低下の改善、虚血再かん流における梗塞巣の減少などが報告され、長期摂取では老化に伴う神経幹細胞の減少抑制などが認められている。


日清ファルマや帝人グループ会社が高額サプリを次々と発売

 日清製粉のグループ企業である日清ファルマは2021年1月、NMNを配合した「パワーサプライNMN」を、健康食品ブランド「リブロン」の新商品として発売した。NMNを125mg含むカプセルや、独自素材の水溶化CoQ10、レスベラトロール、13種類のビタミン類を配合した計7粒が1パック(1日分)で、販売価格は10パックで2万7000円(税抜き)と高価だ。2019年5月には、帝人グループのNOMON(東京・千代田)がNMNを含有したサプリメント「NADaltus(ナダルタス)」を発売した。当初の価格は1カ月分(30カプセル)が15万円(税込)と高額で話題となった。2022年7月現在は、6万2640円(税込)で販売している。


 2021年4月のScience誌にて、ヒトにおけるNMN投与の代謝効果を調べる世界初の臨床試験の成果を、米Washington University School of Medicineのグループが発表した。この臨床試験では、閉経後女性への投与で、骨格筋におけるインスリン感受性が改善するなどの作用が認められた。この研究には、日清製粉のグループ企業でNMNを商業生産しているオリエンタル酵母工業がNMNを供給した。

<中略>

東大、NMN摂取で高齢男性の筋力改善効果を確認

 2022年5月には、東京大学の研究グループがNMN摂取によるサルコペニア(加齢に伴う筋肉量の減少および筋力の低下)の予防効果を発表した。研究は、同大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科の五十嵐正樹助教や山内敏正教授らが実施した。健常な高齢男性を被験者として、NMNを経口摂取した場合に、筋力低下をはじめとした老化現象に与える影響について、無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を実施した。


 健常な高齢男性が1日当たり250mgのNMNを12週間経口摂取すると、NAD+および関連代謝物の血中濃度が上昇し、歩行速度、握力などの運動機能が改善することが明らかとなった。さらに、NMNの経口摂取により、聴力の改善傾向が見られることも分かった。超高齢化社会ではサルコペニアの予防が大きな課題とされている。今回の研究結果から、NMNの経口摂取は加齢に伴う筋力低下の予防に有効であり、予防医学につながると研究グループは考えている。研究成果は、2022年5月1日付の英国科学誌「NPJ Aging」オンライン版に掲載されている(DOI番号:10.1038/s41514-022-00084-z)。




Wiki



ニコチンアミドモノヌクレオチド(nicotinamide mononucleotide、略称:NMN、β-NMN)は、リボースとニコチンアミドに由来するヌクレオチドである。NMNはヒトの体内に入ると、補酵素NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変換され、サーチュインを活性化することがマウスによる研究で判明。サーチュインは「長寿遺伝子」であり、老化を遅らせ健康寿命を延ばす可能性のある物質として研究されている[1]。


概要
すべての生物種に存在する補酵素であり、牛乳など様々な栄養源に含まれている[2]。ヒトにはNMNを利用してニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADHおよびNAD+)を生成する酵素が存在する[3]。NMNはNAD+の生化学的前駆体として、ペラグラの予防に有用な可能性がある[3]。


本来は生体内でも生成されているが、加齢に伴うNMN生成能力の低下によりNAD+も減少し、細胞核の損傷やミトコンドリアの活性低下が進むと考えられている[4]。


NADHはミトコンドリア内の諸過程や、サーチュイン、PARP(英語版)の補因子であるため、NMNは神経保護薬や抗加齢薬としての動物モデルでの研究が行われている[5][6]。サプリメント企業はこうした点を主張して積極的なマーケティングを行っている[7]。近年、ヒトでの研究によって健康な男性で最大500 mgの単回経口投与が安全であること、投与した量に応じて体内で代謝されることが示されており[8][9]、長期の安全性に関する複数の研究が行われている[10][11]。


外因的に投与されたNMNが細胞に入るためにはニコチンアミドリボシド(英語版)(NR)に変換され、再びリン酸化されてNMNに戻る必要があると考えられている[12]。マウスではSlc12a8(英語版)がNMNのトランスポーターであり、小腸を介して10分以内に細胞へ移動しNAD+に変換されるという主張も存在するが議論がある[13][14][15]。NRとNMNはどちらも細胞外でのCD38による分解に対して脆弱である[16]。





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価格3億円、墓地あり、信者あり」寺・神社の売却案件がわんさか出る深刻すぎる実情

2024年06月29日 20時05分10秒 | 社会のことなど
「市場」を成り立たせるのは、さまざまなケースがあるとはいえ、もとをたどれば当の寺の住職という存在につきあたるだろう。なぜ本来、寺を守るべき住職が、私物のごとく寺を売るのか。あるいは手放してしまうのか

「価格3億円、墓地あり、信者あり」寺・神社の売却案件がわんさか出る深刻すぎる実情(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース


価格3億円、墓地あり、信者あり」寺・神社の売却案件がわんさか出る深刻すぎる実情
7/29(土) 11:02配信



 安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃された事件は、7月8日で発生から1年となった。統一教会と政治との密接な関係が明らかになる中、宗教法人の税制優遇の実態や運営実態の不透明さなどが問題化しつつある。現代の宗教法人が直面する状況や、ニーズが大きく変化する中での新たな動きなどについてリポートする。(ジャーナリスト 加福 文)


 「当方は○県○市にお寺を3カ寺兼務しています。禅譲を考えています」――。


 大阪府下で宗教法人売買の仲介業を担う男性のもとに、こんな打診が来たのは数年前。地方寺院の代表役員の僧侶からだった。


 「最終的に1寺院につき2000万円から3000万円の値がつけられ売りに出されました。通常、宗教法人売買の仲介を頼まれるにしても1寺のみ。いくつも持ちかけられるのは珍しかった」と、仲介業を担う男性は振り返る。


 「単立仏教寺院 土地あり、本堂居住施設あり、墓地あり、信者あり 譲渡価格3億円」「東京都 宗教法人 宗教法人の後継者募集型のM&A案件です。利回りを考え投資案件としても。販売価格8.4億円」「単立○○寺 墓地付き 納骨堂あり。本堂立派。4000坪以上あり。墓地経営希望者歓迎」――。


 今、ネット上で「宗教法人売買」と検索すると、次々にこんな売買情報がヒットする。信仰の対象である寺や神社が、不動産物件のように取引の対象にされている現実だ。


● 「元値」の倍以上で 売りに出される寺


 宗教法人売買とは、簡単にいえば法人の代表役員の変更を、金銭を通じて行うことだ。必要書類が整っていれば表向きは代表役員の変更登記が行われるだけなので、水面下で金銭が動いていたとしても分からない。いわば裏取引である。


 「商品」となる寺は、基本はどこの宗派にも所属しない単立寺院だ。どこかの宗派に所属していれば代表役員選任は宗派の規則に従う必要があるが、単立寺院なら宗教法人法が規定する責任役員のみで選任できる。


 「単立でないと売り物にならない。元はどこかの宗派に所属していても、売るために単立になるところは多い」と仲介業者は話す。現に売りに出されたことが明らかな寺の登記簿を見ると、以前は伝統仏教教団に所属していたが、売却の前に宗派を離脱している事例もある。


 販売価格は寺の規模や立地条件等で異なり数千万円から億単位と幅広いが、多くは売り手の言い値で決まるという。地価に上乗せした希望価額を付ける場合もあり、なかには複数のブローカーが手数料目当てに自社で勝手に価格をつり上げる例もある。実際に売り主すら知らない間に「元値」の倍以上の値が付けられる寺もあるから何でもありだ。


 ニッチともいえる「市場」が成り立つのは、一つに買い手の事情もある。「今の時代、新たに宗教法人を設立するのは難しい。宗教活動や墓地運営などのために宗教法人格が欲しい人や、不動産取得を目的とする人もいるようです。ただ、なかには宗教法人の優遇税制に目を付けた脱税目的のケースや、マネー・ロンダリングなどに悪用して事件となったケースもあります」(寺院関係者)


 サイトに「宗教法人売ります。買います」といううたい文句を掲げ、寺社の売買物件を扱う仲介業男性も、「うちの場合は宗教活動目的で買いたいという人が多いけれど、なかには脱税目的で買う人もいるでしょう」と話す。


 だが、「市場」を成り立たせるのは、さまざまなケースがあるとはいえ、もとをたどれば当の寺の住職という存在につきあたるだろう。なぜ本来、寺を守るべき住職が、私物のごとく寺を売るのか。あるいは手放してしまうのか

● 年収200万円以下が 3割を占める厳しい経済事情


 実はほとんどの寺は世間一般で思われているような「丸儲け」ではない。


 日本には約7万7000の寺があるが、拝観収入で支えられるような「観光寺院」はごくわずか。ほとんどが家制度を前提とした「檀家寺」や信者で支える「信者寺」だ。その経済状況を知る手掛かりとなるのが、一部の伝統仏教教団が行っている宗派内調査だ。


 京都の西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派(所属寺院約1万寺)は「第11回宗勢基本調査」(2021年)の報告書を同派の『宗報』本年2月号に掲載している。円グラフは調査で明らかになった同派寺院の年間収入の分布である。


 なんと半数の寺が年収400万円未満で、3割余が年収200万円未満という厳しい状態だ。日本人の平均年収約443万円(国税庁『令和3年分 民間給与実態統計調査』)に半分の寺が達しておらず、しかもここに上がっている数字は給与ではなく法人収入である。つまり、それらの収入から寺の維持費や布教のための活動費、それに人件費を支出しなくてはならないわけで、その困窮状態は容易に想像できるだろう。


 事実、年収と寺院の護持・運営状況との関係を見たのが棒グラフだが、年収200万円未満は「護持・運営はきびしい」「まったく護持・運営できていない」の割合が6割近くを占め、年収200万円以上600万円未満でも約3割が同じく実感している。一方で、年収600万円以上となると「なんとか護持・運営できている」「十分護持・運営できている」の割合が8割以上を占める。


 報告書では、「200万円未満では寺院の護持はきびしく、200万円以上600万円未満でややきびしく、600万円以上1000万円未満でやや安定、1000万円以上で安定と見受けられる」とあり、運営格差が明らかだ。


● 曹洞宗は公式サイトで 『寺院の解散・合併マニュアル』を無料公開


 格差の起因が、檀家数(門徒数)だ。調査では「寺院収入と門徒戸数」の関係が報告されているが、門徒50戸を下回った時点で年収200万円未満の寺が全体の6割を超える。


 逆に運営が「やや安定」「安定」とされる年収600万円以上の寺が全体の6割を超えるのは門徒150戸を上回った時点で、そこでは年収200万円未満の寺は5%にも満たない。


 檀家が多い寺ほど葬儀や法事の件数が増え、収入が多くなる。余裕があれば檀家を増やすための新たな活動もできる。しかし檀家が少なく経済的にも厳しい寺は、住職の給料すら出せず、兼職や年金など別に収入源を得る必要がある。寺の立地が人口増加地域や兼職しやすい環境にあればよいが、そうでなければ将来の展望は描きづらい。


 不安は若い世代も抱えており、広島の山間部にある寺の40代前半の住職は「墓じまいも増えているので永代供養墓を造りたいが、果たしてこの先、永代にわたり寺があるかどうかそっちが心配だ」と話す。


 存続が困難となれば、解散や合併の選択肢も挙がる。同派では約4分の1の寺が視野に入れていると回答。こうした悩みは宗派を問わず、曹洞宗(約1万5000寺)は過去10年余(2010年~)で合併84件、解散33件を数え、昨年6月には『寺院の合併・解散マニュアル』(30ページ)を作成。公式サイトで無料公開して、合併や解散を検討する宗内寺院をサポートしているのだ(https://www.sotozen-net.or.jp/)


 多くの住職は、寺を守ろうと奮闘している。しかし厳しい状況下、気力を失っていく寺もあるかもしれない。交流のあった近隣寺院がいつの間にか売却されたと話す住職は、「その寺の住職は還暦を過ぎ、わずかな檀家とも不仲で後継者もいなかった。いつ頃からか、寺をやる気がうせたのははた目にも感じた。いっそ売って退職金代わりに老後の生活資金にと心が動いたのか。もはや寺は信仰の場ではなく、お荷物でしかなかったのでしょう」と嘆く。


 浄土真宗本願寺派の過疎対応支援員を務めてきた奈良県宇陀市の万行寺の西光義秀住職は、次のように指摘する。


 「たとえ檀家が少なくても、お寺は守られてきた。奈良教区の寺院の多くは実質、門徒数50戸未満が過半数を占めていると思われるが、それでも守られてきたのは地域すなわち門徒主導で維持管理されてきたからです。先祖代々受け継がれてきた寺は地域の財産だという意識から、住職不在でも維持管理してこられた。寺もまた家制度のなかで相続されてきた。しかし現代のように相続者がいない、親子の同居さえ珍しくなってきた家族形態において『相続』はきわめて難しくなっている。これは日本仏教界全体が抱える問題です」。


 果たしてあなたの菩提(ぼだい)寺は大丈夫だろうか―。


加福 文
















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ビオトープにも濁流が

2024年06月29日 18時09分37秒 | いろいろな出来事
結構、ふりました❗

















6/28/2020
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