れもん&みるく

徒然日記

映画のはなし

2017年02月03日 08時50分45秒 | ひとりごと
先日 BSで「あん」が放送されていました

映画が公開されたときに
観に行きたかったけど
確かシネ・リーブルでしか
上映されていなかったので
行けませんでした

お話の土台になっているのは
ハンセン(らい)病患者に対する偏見 差別

20数年前
高知の義祖母宅に行ったとき

まだ赤ちゃんだった れみ兄2号が
グーにした両手でパンパン拍手して
喜んでいたのです

それを見ていた義祖母が

「昔はそうやって カッタイカッタイって
からかってたんや!」

「カッタイ?」

「らいじゃ らいになったらそんな手になるんや」

「らい?」

まったく知らない言葉でその時は
喜ばしい言葉でない事だけなんとなくわかった

それから数年後1996年に
らい予防法が廃止になり
その数年後
強制隔離は違憲だという裁判判決が出ました

義祖母が話していたのは
この事だったんだ

赤ちゃんだった れみ兄2号の拍手
やんわり あまり褒められる仕草ではないと
言ってくれたのだなぁと思いました

強烈なインパクトがあるとかではなく
淡々と訴えかけてくる
考えさせられる映画でした


きのこ頭をキープするために
カットは頻繁に行かないといけない

美容師さんが
「映画見に行ってん キセキ」

「私も見たいねん」って言ったのに

あらすじと良いところ全部話し出す
美容師さん・・・あかんやん・・・



コメント
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