れもん&みるく

徒然日記

オオカミ少年と左利き

2022年11月14日 22時30分00秒 | ひとりごと
「オオカミが出たぞー
オオカミが出たぞー」

羊飼いの少年は
嘘ばっかりついていたので
村人はこの言葉を信じず
羊はオオカミに食べられてしまいました

イソップ寓話です

「誰かが
この少年の言葉を信じていたら
結末が変わっていたでしょ
羊は無事だし
少年は村を救った勇者になっていた
かもしれない」と

先日見たドラマでの一幕

それはきれいごとやよな
信じる・・・

信じても信じても
裏切られたらもう無理やんなぁ


先日
加藤俊徳著「すごい左利き」を
読んでいました

左利きはなぜ器用だと言われるのか

それは生まれたその日から
右利き社会に適応するように
利き手の左で右利き用の
全てのアイテムを使おうと努力して
使いこなす術を学んでいくから

ざっとこんな事みたいだ

幼稚園の頃から
右利き用のハサミで
折り紙を上手く切ろうと努力する
どうにかハサミを使えるようになる

でもそのハサミは
右手で握りやすいようにアーチが
ついていない持ち手が丸いハサミに限る

布の裁ちバサミを長時間使うと
指に右利き用のアーチの型が
ついてすごく痛いので

数年前に左利き用の裁ちバサミを買った

なんてしっくりくるんだ!
もっと早く買っておけばよかったと・・・

どうしても無理な道具は
右手で使うしかないから
結局両手を使えるようになるから
右利きの方から見たら
器用に見えるのだろうなぁ

子どもの頃からの蓄積なんだよな
何もかも・・・

三つ子の魂百までって言うけど
すべて蓄積されて今の自分が
いるのだと思う

小さい分岐点を
何度も自分で選択して
今があるわけや

死ぬとき「幸せやった」と思って
死ねたらいいなぁと
日々小さい徳を積んで生きてるつもり
なんだけどね

そんなコツコツ積んだ徳すら
奪われる場合もあるよなぁ

またコツコツ積んでいけばいいよな





コメント
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