(「河北新報」平成29年4月17日(火)付け記事より引用)
てんかんは年齢にかかわりなく誰でも発症する可能性がある脳神経の病気です。慢性疾患のため息の長い治療が必要になります。また、てんかんに対する社会的な偏見も根強く、就職や結婚を諦める人も少なくありません。
しかし、てんかんと診断された患者や家族に対して、公的機関での相談場所がほとんどなく、その多くが一人で苦しみ、家族も悩みを抱えています。そこで36年前、てんかんのある人々や家族が集まり、同じ悩みを語り合い、互いに励ましあい、助け合うために、日本てんかん協会宮城県支部が設立されました。
患者と家族が中心となって対応している個別相談は、日常生活や就労などの悩みに電話や対面で相談に乗っています。悩みを直接話すことで「自分一人ではなかった。こんなに大勢の仲間がいるんだ」と元気を得て心が軽くなるといいます。「てんかんのある人の苦しみを少なくしたい、一人で悩まないでほしい」というのが団体の願いです。
毎月第2土曜日13時から宮城県障害者福祉センターで、本人や家族同士の情報交換会を開催しています。相談の電話は、080(1668)3950へ。(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)
てんかんは年齢にかかわりなく誰でも発症する可能性がある脳神経の病気です。慢性疾患のため息の長い治療が必要になります。また、てんかんに対する社会的な偏見も根強く、就職や結婚を諦める人も少なくありません。
しかし、てんかんと診断された患者や家族に対して、公的機関での相談場所がほとんどなく、その多くが一人で苦しみ、家族も悩みを抱えています。そこで36年前、てんかんのある人々や家族が集まり、同じ悩みを語り合い、互いに励ましあい、助け合うために、日本てんかん協会宮城県支部が設立されました。
患者と家族が中心となって対応している個別相談は、日常生活や就労などの悩みに電話や対面で相談に乗っています。悩みを直接話すことで「自分一人ではなかった。こんなに大勢の仲間がいるんだ」と元気を得て心が軽くなるといいます。「てんかんのある人の苦しみを少なくしたい、一人で悩まないでほしい」というのが団体の願いです。
毎月第2土曜日13時から宮城県障害者福祉センターで、本人や家族同士の情報交換会を開催しています。相談の電話は、080(1668)3950へ。(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)