仙台市内通所施設・福祉サービス事業所等見学

　一昨日（8月20日），夏休みも残り少なくなり（教員は原則勤務です。：生徒が休みなので各人が研修会参加やまとめての休暇は取りやすい時期でもありますが。）県立特別支援学校は2学期に向けて準備を始めています。

　例年この夏休み中に多くの特別支援学校で計画されるのが，「施設見学会」。高等部3年生の担任でも経験しなければ，なかなか卒業後の進路先の様子を見ることができません。各校も，出張旅費の削減や授業時数の確保等で，なかなか（平日の）各作業所の活動の様子を見ることができません。・・・ということで，この夏休みの期間中に教員の施設見学会が企画されるのです。

　8月20日は，光明支援学校の施設見学会。軽く100名を超す教員が10コースに分かれて見学に参加しました。前述の通りなかなか見学の機会を見出すのが難しいので，1日で数カ所回る強行スケジュールです。（慌ただしくて見学先の施設長さん申し訳ありません。）


　私のコースは，7コース。青葉区小田原のJR踏切脇にあるクッキーやパンでおなじみの「くるみの木」から見学開始。こちらの連絡不足で，施設長さんにご迷惑をおかけしてしまいました。スケジュールが合わなくなり急きょ副主任さんにご説明いただきました。施設の概要から，就労継続支援Ｂ型になった現在の様子，地域のご理解のこと，保護者の高齢化に伴う連携・支援の必要性など現場の生の声をうかがうことができました。おいしいパンやクッキーの購入に時間がかかってしまいました。

　2カ所目は，就労移行支援事業の「ひゅーまにあせんだい」。宮城県管工事会館３ＦでＰＣを中心とした支援（活動）を行っています。ＰＣの技能だけでなく，仲間やスタッフの型とのコミュニケーションや来客の方への接遇など，多様な支援を行なっています。株式会社で支援していることが特筆されます。農業の仕事にも参画の予定とのこと。

　お昼は，宮城県ＮＰＯプラザの「リストランテぽぽ（歩゜歩゜）でおいしいランチ。ついゆったり過ごしてしましました。

　最後は，宮城野区新田にある「さをり織り本舗ねこや」。利用者の織っている様子を見せてもらいながら，支援や清掃のことなど説明をいただきました。すてきな製品・作品の数々・・・。つい買い物に力が入ったのは言うまでもありません。

　各施設のみなさんありがとうございました。