(「河北新報」平成24年6月9日(土)付け記事より引用)
ペットボトルをリサイクル 生き生き働く場再出発
仙台市内で障害者の就労支援施設を運営するエコライフ(菊地幸郎社長)は8日、津波の被害を受けた宮城野区の作業所「バンビの杜蒲生」で、ペットボトルのリサイクル事業をスタートさせた。
開始式で菊地社長は「障害者がもっと当たり前に働ける社会づくりを後押ししたい」とあいさつ。奥山恵美子市長は「多くの方が生き生きと仕事ができる拠点になってほしい」と激励した。
当面は10人が作業に従事し、将来は20人程度まで雇用を増やしたい考え。エコライフは市内の企業や学校などに、ペットボトルの提供を呼び掛けている。
古着のリサイクルなどを手掛けていた「バンビの杜蒲生」は床上浸水し約2ヵ月、作業停止に追い込まれた。障害者を積極的に雇用する食品トレー最大手のエフピコ(広島県福山市)が、被災地支援の一環として、ペットボトルを圧縮する「減容機」を無償提供した。
利用者の音羽孝志さん(53)=若林区=は「新しい作業をどんどん覚え、自信につなけたい」と話した。
ペットボトルをリサイクル 生き生き働く場再出発
仙台市内で障害者の就労支援施設を運営するエコライフ(菊地幸郎社長)は8日、津波の被害を受けた宮城野区の作業所「バンビの杜蒲生」で、ペットボトルのリサイクル事業をスタートさせた。
開始式で菊地社長は「障害者がもっと当たり前に働ける社会づくりを後押ししたい」とあいさつ。奥山恵美子市長は「多くの方が生き生きと仕事ができる拠点になってほしい」と激励した。
当面は10人が作業に従事し、将来は20人程度まで雇用を増やしたい考え。エコライフは市内の企業や学校などに、ペットボトルの提供を呼び掛けている。
古着のリサイクルなどを手掛けていた「バンビの杜蒲生」は床上浸水し約2ヵ月、作業停止に追い込まれた。障害者を積極的に雇用する食品トレー最大手のエフピコ(広島県福山市)が、被災地支援の一環として、ペットボトルを圧縮する「減容機」を無償提供した。
利用者の音羽孝志さん(53)=若林区=は「新しい作業をどんどん覚え、自信につなけたい」と話した。