(「河北新報」令和7年2月8日付記事より引用)
障害のある人が手がける製品の魅力を高める方法を話し合い、工賃(賃金)の向上を目指すセミナーが9日、仙台市青葉区の市民会館で開かれる。各就労支援事業所による製品販売もあり、主催団体は来場を呼びかけている。
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県内の16事業所が参加予定で、利用者が作った菓子やストラップなどを展示。事業所職員らが見て回ったり、他事業所の説明を聞いたりした上で適正価格や販売方法を指摘し合う。一般の来場も可能で、展示された製品はその場で購入することができる。
就労支援事業所でつくる全国組織「きょうされん」の宮城支部の主催で、2023年に続き2回目。支部事務局の大沼克也さん(41)は「各事業所ががまざまな製品を持ち寄る。どのような物があるのか知るいい機会だし、賈うこと
で工賃アップに力を貸してほしい」と話す。
牛後1半~4時。資料代などの参加費500円。連絡先は事務局「はらから地域生活支援センター」0224(58)3445。
県によると、県内の23年度の平均工賃は月2万2973円。実質的に横ばい状態が続いているという。