(河北新報平成22年1月31日(日)付け記事より引用)
障害者の自活のためには,工賃アップが不可欠。施設の安定運営のためにも多角的な視点が求められております。はらから会の実践が紹介されておりましたので参考になれば・・・。
授産施設「みお七ヶ浜」~はらから会~
七ヶ浜町遠山の障害者就労継続支援施設「みお七ケ浜」は、新たに発泡スチロールを再生するプラスチック加工事業を4月に始める。これまで取り組んできた食品事業での収入に新事業分を加え、目標とする障害者一人当たりの月工賃7万円を実現、自活を支援する。
加工機械をリースし、19日に施設で試験運転を行った。機械は発泡スチロールを細かく砕いて170度で圧縮、容積を約50分の1に減らして再生プラスチックの原料を作る。発泡スチロールの確保、原料の販売は専門業者が協力する。
発泡スチロールの箱自体は軽く、箱のシ~ルを取り除くなど安全な作業がメーン。みお七ケ浜は2月にも試運転を始め、月20プの処理を目指す。
みお七ケ浜は障害者の働く場をつくろうと、はらから福祉会(柴田町)が2007年4月に開所。町内を中心に31人が働き、豆腐製造とラーメン店を営業している。
全国の授産施設のエ賃は1万円台にとどまっている。はらから福祉会は障害者自活のため、月7万円の工賃確保を目指している。みお七ケ浜は、08年3月からラーメン店も開業
するなど営業努力を続け、約5万円まで確保しているという。
みお七ケ浜の長井敏和所長は「食品だけではエ賃確保に限界がある。新事業で目標を実現し、障害者の自活につなげたい」と話している。
障害者の自活のためには,工賃アップが不可欠。施設の安定運営のためにも多角的な視点が求められております。はらから会の実践が紹介されておりましたので参考になれば・・・。
授産施設「みお七ヶ浜」~はらから会~
七ヶ浜町遠山の障害者就労継続支援施設「みお七ケ浜」は、新たに発泡スチロールを再生するプラスチック加工事業を4月に始める。これまで取り組んできた食品事業での収入に新事業分を加え、目標とする障害者一人当たりの月工賃7万円を実現、自活を支援する。
加工機械をリースし、19日に施設で試験運転を行った。機械は発泡スチロールを細かく砕いて170度で圧縮、容積を約50分の1に減らして再生プラスチックの原料を作る。発泡スチロールの確保、原料の販売は専門業者が協力する。
発泡スチロールの箱自体は軽く、箱のシ~ルを取り除くなど安全な作業がメーン。みお七ケ浜は2月にも試運転を始め、月20プの処理を目指す。
みお七ケ浜は障害者の働く場をつくろうと、はらから福祉会(柴田町)が2007年4月に開所。町内を中心に31人が働き、豆腐製造とラーメン店を営業している。
全国の授産施設のエ賃は1万円台にとどまっている。はらから福祉会は障害者自活のため、月7万円の工賃確保を目指している。みお七ケ浜は、08年3月からラーメン店も開業
するなど営業努力を続け、約5万円まで確保しているという。
みお七ケ浜の長井敏和所長は「食品だけではエ賃確保に限界がある。新事業で目標を実現し、障害者の自活につなげたい」と話している。