(「河北新報」令和3年12月4日(土)付け記事より引用)
個性重視,やりがい創出
東洋ワーク(仙台市青葉区)の特例子会社でプラスチック製品の洗浄事業を手掛ける「クリーン&クリーン」(宮城野区)は、障害者雇用に取り組む優良な中小企業を対象とした厚生労働省の「もにす認定」企業に選ばれた。宮城労働局による認定は2例目で、特例子会社としては初めて。
同社は1993年に東洋ワークの洗浄事業として始まり、2010年に独立。主に買い物かごや貨物カートなどの洗浄、修理を手掛け、本社東北工場のほか、札幌など全国5拠点を構える。従業員234人のうち障害のある従業員は47人。労働時間や障害の程度を加味した6月時点の障害者雇用率は40.23%に上る。
1995年に重度の知的障害者を採用して以降、現在は特別支援学校などから職場実習を積極的に受け入れて雇用につなげている。認定に必要な基準35ポイントに対し、41ポイントの高い評価を受けた。
認定書交付式11月19日に同社であり、宮城労働局の小林健局長は「かごに付いたラペルのシールをはがすといった細かい手作業は機械化できない。障害者の適性に合い、先見性のあるビジネスだ」と称賛した。
同社社長の猪又明美東洋ワーク社長(62)は「障害は個性。一人一人の能力を生かしたやりがいのある職場づくりは、今後促進が望まれる高齢者雇用にもつなげられる」と話した。
「ともにすすむ」に由来する認定制度は昨年4月に始まり、今年9月までに全国で85社が認定された。
個性重視,やりがい創出
東洋ワーク(仙台市青葉区)の特例子会社でプラスチック製品の洗浄事業を手掛ける「クリーン&クリーン」(宮城野区)は、障害者雇用に取り組む優良な中小企業を対象とした厚生労働省の「もにす認定」企業に選ばれた。宮城労働局による認定は2例目で、特例子会社としては初めて。
同社は1993年に東洋ワークの洗浄事業として始まり、2010年に独立。主に買い物かごや貨物カートなどの洗浄、修理を手掛け、本社東北工場のほか、札幌など全国5拠点を構える。従業員234人のうち障害のある従業員は47人。労働時間や障害の程度を加味した6月時点の障害者雇用率は40.23%に上る。
1995年に重度の知的障害者を採用して以降、現在は特別支援学校などから職場実習を積極的に受け入れて雇用につなげている。認定に必要な基準35ポイントに対し、41ポイントの高い評価を受けた。
認定書交付式11月19日に同社であり、宮城労働局の小林健局長は「かごに付いたラペルのシールをはがすといった細かい手作業は機械化できない。障害者の適性に合い、先見性のあるビジネスだ」と称賛した。
同社社長の猪又明美東洋ワーク社長(62)は「障害は個性。一人一人の能力を生かしたやりがいのある職場づくりは、今後促進が望まれる高齢者雇用にもつなげられる」と話した。
「ともにすすむ」に由来する認定制度は昨年4月に始まり、今年9月までに全国で85社が認定された。