泉区生活支援ネットワーク

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<NPOの杜>パソコン要約筆記で通訳(河北新報)

2018年08月21日 | 視覚障害・聴覚障害支援
(「河北新報」平成30年8月20日(月)付け記事より引用)
 耳の不自由な人がコミュニケーションを取る方法として手話や筆談を思い浮かべますが、実際には手話を使う人は多くはありません。また、セミナーや講義のように進み方が速く情報量が多いときは、筆談は向いていません。

 そのため、聞き取った内容を要約して文字化し、情報伝達する要約筆記という方法も使われています。中でもパソコン要約筆記は、必要とされる情報を同席している人が聞き取り、その場で要約してパソコンに文字入力し、画面を直接、またはスクリーンに映し出して、見ていただきます。外国映画の字幕を見ているような感覚で、情報を得ることができます。

 この要約筆記者の派遣をしているのがNPO法人パソコン要約筆記文字の都仙台です。近年活躍の場が広がり、通訳者はある一定のタイピング速度や要約の技術が必要とされることから、対応できる人材が不足し、需要に供給が追いつかない状況です。

 そこで団体は要約筆記の体験講座を開いたり、毎月の定例会で練習したりして通訳者の養成に取り組んでいます。タイピング技術の有無にかかわらず、ぜひチャレンジを!
http://mojimi.sakura.ne.jp/
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 古川理妙)
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