(「河北新報」平成27年5月3日付記事引用)
テレビ番組などの聴覚障害者用字幕を作る「涌谷・放送字幕制作センター」が、涌谷町涌谷に開所した。障害者が字幕作りを担う就労支援施設で、ウォルト・ディズニー・ジャパンと契約し、「ディズニーチャンネル」で放送するアニメ番組などの字幕を作り始めている。
センターは鉄骨平屋で建築面積414平方メートル。同町の企業「まちの豆腐屋プロジェクト」が町有地を借りて運営する。技術習熟のため、昨年秋にスタッフ10人が字幕制作を開始し、ことし4月から大崎地方などに住む障害者6人が働く。
職場では、職員一人一人が画面の的確な位置にパソコンで字幕を挿入していく。それぞれが30分番組の字幕を1日で仕上げられるようになるのが目標という。
現地で4月24日にあった開所式には、町幹部ら約50人が出席。プロジェクトの森新一専務は「映像コンテンツの魅力が、障害の克服にもつながると実感している。今後、40人の障害者を雇い入れていきたい」とあいさつした。
ウォルト・ディズニー・ジャパンのヴィルヌーヴ理沙エグゼクティブディレクターは「字幕制作のルールは複雑だが、関係者の熱意のおかげで3月からセンター制作の字幕放送が始まった。ここを新たな躍進のスタートにしてほしい」と話した。
テレビ番組などの聴覚障害者用字幕を作る「涌谷・放送字幕制作センター」が、涌谷町涌谷に開所した。障害者が字幕作りを担う就労支援施設で、ウォルト・ディズニー・ジャパンと契約し、「ディズニーチャンネル」で放送するアニメ番組などの字幕を作り始めている。
センターは鉄骨平屋で建築面積414平方メートル。同町の企業「まちの豆腐屋プロジェクト」が町有地を借りて運営する。技術習熟のため、昨年秋にスタッフ10人が字幕制作を開始し、ことし4月から大崎地方などに住む障害者6人が働く。
職場では、職員一人一人が画面の的確な位置にパソコンで字幕を挿入していく。それぞれが30分番組の字幕を1日で仕上げられるようになるのが目標という。
現地で4月24日にあった開所式には、町幹部ら約50人が出席。プロジェクトの森新一専務は「映像コンテンツの魅力が、障害の克服にもつながると実感している。今後、40人の障害者を雇い入れていきたい」とあいさつした。
ウォルト・ディズニー・ジャパンのヴィルヌーヴ理沙エグゼクティブディレクターは「字幕制作のルールは複雑だが、関係者の熱意のおかげで3月からセンター制作の字幕放送が始まった。ここを新たな躍進のスタートにしてほしい」と話した。