ゆく年くる年

　平成21年は，みなさまにとってどんな年だったでしょうか？

　政治的には，丑年の割に劇的な「チェンジ」の年でしたが（交代後は牛歩の感じも？），じっくり確実に歩んでいると解釈したいものです。

　あと数時間で，寅年になりますが，障害者自立支援法の改善などをはじめとした施策に取り組んでいただき，よい年になってほしいものです。

　「障害者だから。」ではなく，障害者にやさしい施策は，人にやさしいまちづくりにつながるのです。仙台市では，点字ブロックやスロープ設置をはじめ身体障害者の方の視点でのバリアフリー化がだいぶ進みました。（まだまだの所も多くあります。）

　さらに自閉症の方向けの表示（ＴＥＡＣＣＨ的視点）を整備・工夫することで，多くの方が暮らしやすくなります。外見的には「何が障害？」と見られてきた方々の見え方や感じ方が違うということに気づいてもらえれば，こころのバリアフリー化に大きく前進することができます。

　新政権では，「コンクリートから人へ」というキャッチコピーですが，是非こころのバリアフリー化に向けても支援していただきたいものです。

　世の中が，誰もが暮らしやすくなりますように。
　みなさんにとって，よい一年となりますように。