(「河北新報」平成30年5月21日(月)付け記事より引用)
花巻 栽培、販売障害者ら担う
果実酒醸造所来年開所へ
花巻市の社会福祉法人「悠和会」が、障害者の就労と地域農業の活性化を目指して果実酒の醸造に乗り出す。小規模事業者でも酒類製造免許が取得できる構造改革特区「花巻クラフトワインシードル特区」の適用第1号となる。
2019年1月の開所を目指す醸造所では、シードル(リンゴ酒)とワインを醸造。建設費は約1億1000万円で、日本財団(東京)から約7000万円の助成を受ける。
スタッフ5人と就労支援施設の利用者40人が、原料のリンゴとブドウの栽培から醸造、販売まで担う。1年目はシードル約2000リットルを醸造する計画だ。
悠和会は、後継者難の地元農家に代わって14年にリンゴの栽培を開始。2ヘクタールの農地で年間約15トンのリンゴを収穫している。
今年は、新たに借り受けた休耕田約1かにブドウの苗400本を植えた。今後、ブドウ畑を拡張し、年間9000リットルのワイン出荷を目指す。
悠和会理事長の宮沢健さん(62)は「璋害者の力でワインを造り、20年後には世界と渡り合える商品を送り出したい」と意気込む。
花巻市は16年11月に特区の認定を受けた。
花巻 栽培、販売障害者ら担う
果実酒醸造所来年開所へ
花巻市の社会福祉法人「悠和会」が、障害者の就労と地域農業の活性化を目指して果実酒の醸造に乗り出す。小規模事業者でも酒類製造免許が取得できる構造改革特区「花巻クラフトワインシードル特区」の適用第1号となる。
2019年1月の開所を目指す醸造所では、シードル(リンゴ酒)とワインを醸造。建設費は約1億1000万円で、日本財団(東京)から約7000万円の助成を受ける。
スタッフ5人と就労支援施設の利用者40人が、原料のリンゴとブドウの栽培から醸造、販売まで担う。1年目はシードル約2000リットルを醸造する計画だ。
悠和会は、後継者難の地元農家に代わって14年にリンゴの栽培を開始。2ヘクタールの農地で年間約15トンのリンゴを収穫している。
今年は、新たに借り受けた休耕田約1かにブドウの苗400本を植えた。今後、ブドウ畑を拡張し、年間9000リットルのワイン出荷を目指す。
悠和会理事長の宮沢健さん(62)は「璋害者の力でワインを造り、20年後には世界と渡り合える商品を送り出したい」と意気込む。
花巻市は16年11月に特区の認定を受けた。