2日目 午前7時40分。
北星駅周辺を観察。
駅からは1~2軒?の民家が見えます。人が出入りしているのも見えたので、今まで見てきた秘境駅と比べると寂しさはあまり無いですね(*^_^*)。
…しかし駅前通りから通じる踏切の先には何も見えず。これ以上見るものも無いので、戻りますか(笑)。
再び待合室の中へ。
もちろんこの駅にも駅ノートがあったので記入。しかし最近紛失してしまったのか、昨年末に置かれたばかりの新しいノート、よって書き込みが少なかったのが残念でした。
このノートも『正々堂々と秘境駅』の管理人さんが置いたものだと思われます。「糠南駅クリスマスパーティー」のついでに立ち寄ったのでしょうか?
ともかくありがたいです(*^_^*)。
稚内行き下り列車が到着。
やっぱり乗降客はゼロ。思えば、宗谷本線で列車を見送るのは初めてです(笑)。
年季の入った格子窓から見る1両編成の気動車。なかなか味わいがあります。
何十年も前から変わっていない光景なのでしょうね…。
残り30分ほどの待ち時間の中でノートの書き込みを読んでいると、待合室の外の方からガサゴソと音が。
「誰か雪かきでもしに来たのかな?」と窓の外を眺めていると、室内に動くモノが!!
!!!
これは…オコジョかな?
…どうやら地面の隙間から中に入ってきたようです!(*^_^*)
しかもあちこちに穴があいているので、ぐるぐる動き回りながら出たり入ったり。姿が見えなくなったと思ったら、待合室の周りからゴトゴト、ガサガサと音が聞こえます。
室内に居る僕に怯えつつも、床を走りまわったり除雪用具に上ったりと遊び放題。エサでも探しているんでしょうかね~?
そしてカメラを構えながら静かに観察していると、何と!こっちに近寄ってきた!!
こんにちは!♪
野生のオコジョなんてそう見られるものじゃありませんよ!本当にキレイな純白の冬毛ですね(*^_^*)
これは北星駅の思わぬ利用者です(笑)。
しばらくすると満足してしまったのか、床の穴から出て行ったきり姿を見せる事はありませんでした。
こっそりと外へ出てみると、待合室の周りには彼の足跡がたくさん。
…もうそろそろ列車が来るので、ホームに戻りますか。
厚い雪雲はいつのまにか消えており、ホームからは天塩山地でしょうか、遠くの山々をはっきりと見わたすことが出来ました。
そして耳を澄ますと、近くを流れる天塩川の力強い清流の音が聞こえてきます。
あぁ…。この駅は一生忘れない。
ピンと張り詰めた真冬の空気の中、ひとり身を置いていると心が洗われるようです。
道北地方の朝は本当に爽やかですね!
待合室から一筋にのびる可愛らしい足跡。彼も秘境駅での思わぬ出会いにビックリしてしまったのか、森の住処へと帰ってしまったようです。
この駅の魅力を知らなければ決して訪れなかった、素敵な出会いでした。
ちょうど向こう側から列車が。
北星駅の薄い板張りホームの上で、僕はひとり満足感で胸がいっぱいでした。
忘れかけられた小さな駅の存在に気付き、列車の外へと一歩踏み出した者だけが得られる幸せもある。
それを見つけるために、人々は秘境駅に降り立つ。
次回!道央圏へ。
この旅ラストの秘境駅を目指します!
続く。
北星駅周辺を観察。
駅からは1~2軒?の民家が見えます。人が出入りしているのも見えたので、今まで見てきた秘境駅と比べると寂しさはあまり無いですね(*^_^*)。
…しかし駅前通りから通じる踏切の先には何も見えず。これ以上見るものも無いので、戻りますか(笑)。
再び待合室の中へ。
もちろんこの駅にも駅ノートがあったので記入。しかし最近紛失してしまったのか、昨年末に置かれたばかりの新しいノート、よって書き込みが少なかったのが残念でした。
このノートも『正々堂々と秘境駅』の管理人さんが置いたものだと思われます。「糠南駅クリスマスパーティー」のついでに立ち寄ったのでしょうか?
ともかくありがたいです(*^_^*)。
稚内行き下り列車が到着。
やっぱり乗降客はゼロ。思えば、宗谷本線で列車を見送るのは初めてです(笑)。
年季の入った格子窓から見る1両編成の気動車。なかなか味わいがあります。
何十年も前から変わっていない光景なのでしょうね…。
残り30分ほどの待ち時間の中でノートの書き込みを読んでいると、待合室の外の方からガサゴソと音が。
「誰か雪かきでもしに来たのかな?」と窓の外を眺めていると、室内に動くモノが!!
!!!
これは…オコジョかな?
…どうやら地面の隙間から中に入ってきたようです!(*^_^*)
しかもあちこちに穴があいているので、ぐるぐる動き回りながら出たり入ったり。姿が見えなくなったと思ったら、待合室の周りからゴトゴト、ガサガサと音が聞こえます。
室内に居る僕に怯えつつも、床を走りまわったり除雪用具に上ったりと遊び放題。エサでも探しているんでしょうかね~?
そしてカメラを構えながら静かに観察していると、何と!こっちに近寄ってきた!!
こんにちは!♪
野生のオコジョなんてそう見られるものじゃありませんよ!本当にキレイな純白の冬毛ですね(*^_^*)
これは北星駅の思わぬ利用者です(笑)。
しばらくすると満足してしまったのか、床の穴から出て行ったきり姿を見せる事はありませんでした。
こっそりと外へ出てみると、待合室の周りには彼の足跡がたくさん。
…もうそろそろ列車が来るので、ホームに戻りますか。
厚い雪雲はいつのまにか消えており、ホームからは天塩山地でしょうか、遠くの山々をはっきりと見わたすことが出来ました。
そして耳を澄ますと、近くを流れる天塩川の力強い清流の音が聞こえてきます。
あぁ…。この駅は一生忘れない。
ピンと張り詰めた真冬の空気の中、ひとり身を置いていると心が洗われるようです。
道北地方の朝は本当に爽やかですね!
待合室から一筋にのびる可愛らしい足跡。彼も秘境駅での思わぬ出会いにビックリしてしまったのか、森の住処へと帰ってしまったようです。
この駅の魅力を知らなければ決して訪れなかった、素敵な出会いでした。
ちょうど向こう側から列車が。
北星駅の薄い板張りホームの上で、僕はひとり満足感で胸がいっぱいでした。
忘れかけられた小さな駅の存在に気付き、列車の外へと一歩踏み出した者だけが得られる幸せもある。
それを見つけるために、人々は秘境駅に降り立つ。
次回!道央圏へ。
この旅ラストの秘境駅を目指します!
続く。