ホルマリンのマンネリ感

北海道在住、ホルマリンです。旅行、怪しい珍スポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、昭和レトロなどなど…。

おたる水族館「深海生物展」に行ってきた。前編

2013-04-30 19:14:48 | 思い出に残った一日
自動車仮免にひとまず合格したので、3連休は遊び三昧でした。


・・・さて、当ブログでは車オタク感が強い僕ですが・・・実は深海魚オタクでもあります。




本棚に深海魚フィギュアを飾っていたり・・・

こんな本も持っています。

(左の図鑑は3600円出して購入!!!!

とにかくマニアなのです。あのグロテスクでダークな感じが大好きなのです。


という事で、行ってきました!!

おたる水族館 深海生物展!!

5月末までの期間限定です。ミツクリエナガチョウチンアンコウスケーリーフット等の激レア標本が見られるという事で、わざわざやってきたわけです。


※↓ここから微グロ注意


展示の初めっからリュウグウノツカイ(ホルマリン漬け標本)が!!

比較的メジャーな深海魚なのではないでしょうか。標本はまだ子供なのか若干小さめ。

実物見られて感動です!上のモニターで、飼育されている時の動いている映像(なぜか直立してずっと漂っているだけ)が上映されていて、思わず見入ってしまいました。

名前だけでヘンテコなテングノタチ

なぜか鼻の先端が長い。カワユス。


・・・それにしても、期待通りにどの標本も色が抜けて気持ち悪さ倍増してます。「アカクジラウオダマシ」なんて真っ白になっていて赤でも何でもありません。


こちらは超貴重標本!!スケーリーフット!!

カラの外が鉄の鱗でビッシリ覆われているというサイボーグ貝です!!(・・・スゴくない!?)
数年前に発見された時は大騒ぎになりました。深海の神秘を最も感じる事の出来る生物なのでは?


すみません・・・時間が無いので続きはまた次回。
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札幌穴場スポット・第4回 バッタ塚

2013-04-10 22:20:56 | 好きです札幌
札幌の最果てに存在する謎の遺跡・・・。
↓こんな道をひたすら進む。行き止まりに目指すバッタ塚が存在する。



 札幌の最西端。隣はすぐ小樽市というこの辺りはうっそうとした森で、人家なんてものは見当たらない。もはや完全に”僻地”である。そんな場所に、「バッタ塚」という奇妙な名前の遺跡がある。その存在は札幌市民にすらもあまり知られていないが、札幌の歴史を語る上では絶対に外してはいけない場所なのだ。
 時は1880年にさかのぼる。当時、札幌では数え切れないほどのバッタにより、豊作物が壊滅的な被害を受けていた。十勝で異常発生したトノサマバッタが、札幌に渡ってきたのである。当時の開拓者にとって、これはとんでもない大損害であった。そこで、役所や開拓民は、これ以上の被害を出さないためにある処置をとった。大量のバッタとその卵を捕らえ、地面深くに埋めたのである。それが、今回紹介するバッタ塚だ。

↓ようやくたどり着いたバッタ塚。何もないけど・・・。



 昔は札幌のあちこちにバッタ塚があったのだが、宅地化されたりしてしまっため、現在残っているのは手稲区にあるこのバッタ塚だけである。昭和53年に札幌の史跡(文化財)にも指定されている。
 バッタ塚に向かう道は1本しかなく、先ほども述べたように、あたりには草木が生い茂っていて、何もない。時々、スキモノが見学しに来るくらいで、普段はとても静かなところだ。開拓時代の苦労を物語る貴重な遺跡であるバッタ塚は、ほとんど誰にも知られることなく、今日も札幌のはずれにひっそりと存在している。
バッタ塚・・・手稲区山口324(おたるドリームビーチへ向かう道を右折してしばらく進みます。)

(2008年取材。かつてホームページで公開していた記事に加筆・修正しました。)
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札幌穴場スポット・第3回 おいらん渕

2013-04-06 12:08:32 | 好きです札幌



↑おいらん淵。写真では小さく見えるが、実際はかなり大きく深い。不気味な色の岩はハイアロクラスタイトという溶岩(500万年前に海底火山の噴火で出来たもの)なのだそうだ。

 南区川沿の豊平川沿いに「藻南公園」は広がっている。立派な公園遊具はもちろんのこと、炊事場所も存在する比較的大きな公園だ。公園内は子供たちの笑い声であふれているが、奥へ進み、柵を乗り越えて豊平川に出てみると、雰囲気は一変する。普段見慣れている豊平川沿いとはまったく違い、不気味な色の岩でごつごつしている奇妙な光景。人気はなく、住宅街の公園から一歩入っただけでこんなにも変わるものかと驚く。そして川沿いを数分進み、たどり着くのが「おいらん淵」と呼ばれている、マニアの間では結構有名な心霊スポットだ。




 どことなくおどろおどろしさが漂うこの名前は、明治の末に、1人のおいらんが札幌での生活に耐えられなくなり、華やかな衣装を着たままこの場所に身投げをしたという伝説に由来する。奇しくも、山梨県にある本州最恐の心霊スポット(多分・・・いや、絶対!)と同名であるが、山梨の方は残酷で悲惨極まりない歴史が語り伝えられているのに対し、藻南公園の方はなんとも悲しげなこのお話が公園内の説明板にひっそりと残るのみである。



おいらんはこの深い淵に沈んでいったのだろうか・・・。

※2007年7月、2008年3月、2009年9月取材
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蔵出し写真館! 2008積丹ドライブ

2013-04-03 10:05:22 | 北海道内の旅行・風景
新年度なんで、気分もスッキリする写真たちを公開したいと思います!
最近はインドア系のネタばっかりだったんでね。

という事で久しぶりの「蔵出し」コーナーです!今回は、2008年に家族で積丹半島ドライブに行ったときの写真です。
夏の真っただ中、日帰りで決行したのですが、もう積丹の海がキレイすぎて・・・。天気にも恵まれ、非常に美しい景色を堪能することが出来ました。家族の間でも、日帰りにも関わらず「思い出に残った旅行」として伝説になっているようです。

ということで、駆け足ですがどうぞ!


まずは積丹岬

駐車場で車を降り、遊歩道の薄暗いトンネルを抜けると、一気に開放的な風景が。

THE 積丹ブルー!!





この時は、くねくねの細道を降りてゆくと海岸に出られたんですが、現在は崖崩れで立ち入り禁止だそうです・・・。ご注意を。


再び車で海岸沿いを走り、神威岬へ。

崖の突端にある展望台まで遊歩道を歩いていきます。ものすごく狭いし、高いし、もうトンデモナイ所に歩道があるのでスリル満点です。小樽・オタモイ海岸も真っ青です!(←僕のホームページに飛びます)


空気が気持ちイイ!


岬の先端に来ました。



奇岩で有名な積丹半島。こちらは、その名もズバリ「カムイ岩」。


※ちなみに・・・こちらの神威岬も、崖崩れにより現在は立ち入り禁止だそうです・・・。写真見て行きたいとか思ってた人、ゴメンね。写真で我慢してください。
・・・しかし、こんなに綺麗な場所なのに勿体ないですなぁ。


さて、ここから小ネタ編。展望台から少し斜面を登ってみると、何やら不思議なエリアが。

え?どっかの国の遺跡?
何か建物でも建っていたんでしょうか?何ともステキな雰囲気です。
・・・こちらは柵も何もなく、下を覗き込むと数10メートル下に海が。下手すると落ちます

岬の遊歩道入り口にも、何やらイイ感じの遺構が。

気になったんで近づいてみると・・・。

電磁台(電波探知塔)とのこと。

太平洋戦争真っ最中の昭和17年、ロシア軍艦隊の北海道接近を感知するために建てられた無線機、レーダー機の遺構らしいです。




・・・という事で、蔵出し積丹編、終了!あまりにもキレイ過ぎる風景にビックリしたでしょ!?
少し前にUPした沖縄編にも引けを取らない美しさだと思うんですが、どうでしょう?

これを見て、より一層北海道に魅力を感じていただけたなら嬉しいです。はい。

完。

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