ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

それゆけ!レトロチェーン 第1回

2017-10-29 02:15:40 | 好きです札幌
すっかり放置状態になっていた当ブログを少しずつ復活させるため、まずは単発ネタから少しずつ書いていこうという管理人ホルマリンのリハビリ企画
今回は、、、新シリーズの第1回目ということでコチラ↓をどうぞ♪


全国どこにでもある有名チェーン店!
なのに、なんか建物や店のロゴが古くて雰囲気が違う…。
そんな店、見たことありませんか?


札幌を中心に、レトロな雰囲気のチェーン店を訪ねる企画、題して
「それゆけ!レトロチェーン」!!


第1回:ドムドムバーガーが食べたい


皆さん!ドムドムバーガーって知ってる?

え?懐かしい?


私の場合は名前は知ってる。でも食べた事がないといった感じでした。
何で知ったかというと、小学生の時に『トリビアの泉』で紹介されていたからなんですね。

その時の内容はと言うと
日本初のハンバーガーチェーン店は
マクドナルドではなくドムドムハンバーガー

というものでした。

ドムドムハンバーガーは、ダイエーの子会社である(株)オレンジフードコート1970(昭和45)年に出店。マックの1号店は1971年にオープンしているので、僅かながらドムドムの方が早いんですね。
店舗の立ち上げの背景には米マクドナルドとの確執もあり中々面白いのですが、ダラダラ書いてしまうと他サイトの丸パクリになってしまうので、気になる方はご自身でお調べくださいw

全盛期には全国に400店舗あったという事なのですが、私は「トリビア」でその存在を知ったぐらいですので近所には全く無く、当時から「ローカルなチェーン店」という印象でした(^_^;)。
番組を見てしばらく経った頃、新さっぽろのサンピアザでようやく店舗を見つけ、さっそく母に上記トリビアを自慢げに披露したのを覚えています(笑)。


そんなドムドムですが、近年、ダイエーの閉店や経営方針の見直しに伴い数が激減しているようです。現在残っている店舗数は全国合わせて50を切っているのだとか。
札幌市民のみなさん、最近ドムドムすっかり見ませんよね。
いったい市内には何店舗残っているのか?調べたところ…なんと!!
東区に1店舗のみ!!(※)

なんてこった!トリビアで見てずっと気になっていたドムドム、サンピアザ店も琴似店もとっくの昔に閉店している!
これはお店があるうちに味わっておかないと!
…という事で、6月末のとある休日、友人を誘って札幌最後のドムドムに行ってきました。



ドムドムハンバーガー鉄東店(札幌市東区北10条東5丁目)

スーパーとドラッグストアの入る複合店の一画にチョコンと出店しています。同じ敷地内のリサイクル店には何度か来た事がありましたが、こんな場所にドムドムがあったとは気付きませんでした。

それにしても、何とレトロな看板!最高!!


小さな店内は平日の昼過ぎという事もあり、人はまばらでした。早速カウンターでチーズバーガーのセットを頼み、席で待ちます。
店の名前は、ダイエーの企業理念である「良い品物をどんどん安く」から取ったものなのだそう。可愛らしい象のキャラクターは「どむぞうくん」というらしい。
ちなみに今回誘った友人はドムドムは全く知らなかったのだそう。

絶品チーズバーガーセット(500円)

※右上のバーガーは友人が頼んだ「エビカツバーガー」(380円)

あのですね~…あまりライバル店と比べるのもアレですけど、出来るまでがやや長いですね…
こんなに空いているのに5分以上待たされた気がするぞ…(^_^;)
他店に慣れてしまったせいもありますが、こういう部分に「田舎のチェーン店だな…」と感じてしまうワケで…。

…それはともかく、念願のドムドムバーガーを初めて食べた感想を。
グルメレポートは苦手なんで簡単に書きますと、まずパンが凄くいい匂い。マックでは味わった事のない高級感です。
そしてパテはケチャップが少なめで、そのぶん肉の旨みをしっかり感じる事ができます。
あとはポテトがホクホク
マックのひょろひょろなポテト(美味しいけどね)と比べると、これまた高級感がありますね。

なるほど~!イイじゃんドムドム!!(^_^)


…というのが今年6月のお話。
残念なことに、このドムドム鉄東店ですが、訪問の数カ月後に閉店のお知らせが流れてきました…(;O;)
クレープをまだ食べていない」という未練が残っていたので、9月頭に友達と再度訪問。私のドムドムライフはわずか2回で終わってしまう事に…。

※ドムドムハンバーガー鉄東店は2017年9月18日をもって閉店してしまいました。
※9月末に函館店が閉店した事により、道内からドムドムは完全に絶滅しました…。


数を減らし続けているドムドムハンバーガー、果たして今後どうなってしまうのでしょう!?
意外な事に、ここにきて店舗数を増やす計画が出ているとか…。
再び北海道に復活する事を願いたいですね。

完。
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北海道ミステリー調査局 第2回

2017-10-17 13:17:34 | 北海道内の旅行・風景
※「ホルマリンのリハビリテーション・シリーズ
仕事の辛さと人間関係のストレスで、すっかり元気が無くなってしまった管理人、ホルマリン。
ブログにも手が付けられなくなってしまい、気付けば放置してから早3ヶ月!?
「このままではブログのお友達が遠ざかっていってしまう!」とようやく危機を感じ、何とか更新してみようと思いました。
まずは溜まりに溜まったネタのうち、簡単に更新できそうな単発ネタから少しずつお届けします。
中途半端になってしまったままの本州ネタは、もう少し元気が出てから必ず更新します!もうちょっと待っててね!

ということで。


~「オバケ川」が見たい~

…その不思議な名前の川の存在を知ったのは、確か小学生ぐらいだったかなぁ。
夕方のワイドショーで、「北海道の不思議情報に迫る!」という、今回の企画みたいな、いかにも私が好きそうなコーナーが放送されていたんですね(その時から私は変人でしたw)。

で、週に1回のその企画、私はいつも楽しみにしていたわけです。
毎回、過去放映分の映像が何個か流れてからコーナーがスタート!という流れだったのですが、その中でいつも一番気になっていたのが「オバケ川」と書かれた看板の映像。

オバケ川!!??なんじゃこりゃ!!!

さすがにヘンテコすぎる名前なので合成映像かと思ってしまったぐらいですが、後日気になって調べてみたところ。
本当にあるじゃん。日高に。

場所は浦河町から少し内陸に入った道道746号沿い。
札幌からあまりにも離れた辺鄙な場所にあるため、気になってはいたものの長らく訪問できずにいました。
しかし先日、その看板を実際に見たという女の子が現れました。すぐに通り過ぎてしまったのでずっと気になっているのだそう。
仕方ないなぁ~、連れて行ってあげましょう!!(笑)

…というのが今年の4月上旬のお話。(^_^;)


4月頭のとある休日、オバケ川を目指し、海沿いの235号線を延々と南下。日高自動車道は富川で早々と途切れてしまい、そこからはずっと一般道です。
平取町から南部は初めて訪れましたが、やはり随分と距離がありますね…(^_^;)

浦河の中心街を過ぎ、236号線→746号線へ。

寒々しい風景の中、山間部へ向けて走ります。
両脇に広がっていたサラブレット牧場がだんだんと途切れて来たな、と思ったその時。
枯れ草の中にポツンと立つ看板が!!思わず急停車!


…あった。

そして肝心の川は?
路肩に車を停めて、さっそく降りてみます。


これが「オバケ川」。


おどろおどろしい(?)名前とは裏腹に、ずいぶんと流れの穏やかな小川でした。
透き通ったその流水には日高山系の雪解け水も含まれているのかな?

実は「オバケ川」の名前の由来は詳しくは分かっていないそうです。
北海道にはアイヌ語由来の変わった名前の川がいくつかあり、この川もたまたま「お化け」の発音と一緒になったのだろう…と考えていたのだが、どうやらアイヌ語とは関係なさそうなのだとか。

一説には、古老がこの辺りで木を切る作業をしていた時、どこからか鈴の音や話し声が聞こえてきて、でも周囲には誰も居ない…という不思議な体験をした事から、それこそ「お化け」に由来した名前が付いたという話もあります。

…とは言っても、自宅の近くを流れる小さい川とほとんど変らない、ごく普通の川だな…
と思いきや、何か様子がおかしい






周囲には生々しい獣の臭いが漂っていました。この蹄を見るにエゾシカでしょうか??
散乱した足の骨のひとつには、まだ多少の肉が付いていた物もあったので、比較的最近の物でしょう…。


日高地方は競走馬の産地だけあって、オバケ川の周辺にはサラブレットの牧場がたくさんあります。
日高名物「馬横断注意」の標識もあり、来る途中に本当に馬が道路を横断していて笑ってしまった場面もありました。

あの散乱した骨や毛は恐らくヒグマによるものでしょうが、飼われている馬にもその被害が及ばない事を願うばかりですね…。
偶然見つけた思わぬ光景に、「オバケ川」の名前が少しだけ怖く感じたホルマリンなのでした。


~「オバケ川」が見たい~
完。


※近いうちに更新したいネタ
・『ドムドムバーガーが食べたい』
・『こちらも珍名川「ヤリキレナイ川」』
・『襟裳岬「風の館」』
できれば10月中には…
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