可愛らしい日産ノートのレンタカーを操り、南区の山奥へやってきたホルマリン。
前回からの続きです!!

午後5時10分。
ひたすら続くクネクネした山道。
落石のせいで崩れたのか、ところどころ補修された道路を見ながら進んでいきます。
「こんなに遠かったっけ?」と焦り始めたところで、ようやく目の前の景色が開けました。
見えてきた~!

・豊羽鉱山(跡)

皆さん、かつて札幌市内に鉱山があったというのはご存知でしたか?
2006年に閉山してしまった豊羽(とよは)鉱山です。
定山渓温泉からさらに13キロ山奥にあるこの場所、1800年代後半ごろから採掘が開始され、銀や銅、亜鉛などを産出する金属鉱山でした。定山渓鉄道があった頃には、温泉街から分岐して立派な専用鉄道も引かれていたそうで、付近には廃線跡も残っています。
一時期は液晶画面などに利用されるインジウムの産出量が世界一を誇っていた事もある(1999年)そうですが、鉱量枯渇により閉山。

地図を見てみると正真正銘、札幌市内です。
ただし、周囲から孤立したとんでもない山奥だという事がお分かり頂けるでしょう。
今まで走って来た道も、ここ豊羽鉱山で完全に行き止まりとなってしまいます。

比較的新しい鉱山事務所が道路沿いから確認できます。閉山したといっても排水処理は続いているため、人が全くいないという訳ではありません。近くにも新しそうなプレハブ小屋が建てられていて、作業員の方も確認できました。
…あの山道を毎日通勤しているのでしょうか。ご苦労様です…(^_^;)

周辺をウロウロすると、坑口らしきもの発見!…しかしロープがあって近づけません…。
まだ社有地でもある場所がたくさんあるので、うかつに立ち入れませんね。
豊羽鉱山、かつて周辺に小中学校や社員アパート、病院などが建てられており、最盛期には多くの住人で振るわっておりました。
今から既に8年ほど前…。2007年に父にせがんで連れて来てもらった時は、まだそれらの廃墟が完璧に残っており、肝試しで人気のスポットになっていました(笑)。
現在はきれいさっぱり解体されてしまったようで、特に見どころが無くなってしまったのが残念です。
…せっかくなので、2007年に撮影した写真をどうぞ。
・豊羽小中学校跡(2007年撮影)

こちらは体育館ですが、校舎はどこにでもあるような3~4階建てのキレイな建物でした。
…当時のメモには「窓には紙でつくったちょうちょの工作がまだはってあった」とある(笑)。外側から確認できました。
・鉱山住宅跡と神社跡(2007年撮影)

立派なアパートです。この他にも、木々に埋もれたアパートの廃墟があちらこちらにありました。いま考えると天国ですね(笑)。
神社の鳥居も廃な雰囲気がこれまた素敵で…。っていうか廃神社ってかなりレアですよね。
どうしてもっと撮影していなかったんだろう…(泣)。
・病院跡(2007年撮影)

鉱山といえば病院が不可欠。こちらは年季の入った小~さな建物で、窓ガラスも割れていて最も廃墟らしい物件でした(*^_^*)
隣にはこれまた古い山荘の廃墟があったような、無かったような…。

…かつてはこんなに素敵な廃墟たちが溢れていたのですが、先ほども述べたように現在はすべて解体済み。恐らく2008~2009年ごろだと思います。
本日発見できたのは、こちらの階段跡のみでした…。
ここら辺の広場に「今日も一日ごくろうさん」みたいな事が書かれた素敵な看板があった記憶があるのですが、そちらも撤去済みでした(T_T)

せめて廃墟跡地(←笑)ぐらい探してみたいところですが、管理地のため奥には入れませんでした…。まずドコに何があったのかも覚えていないし…。
う~ん、ホント見どころが何も無いですな~(^_^;)
…楽しみにされていた方、すいません。おわりです。

午後5時半、暗くなる前にさっさと引き返す。
制限速度順守で街中を安全運転、問題も無くレンタ会社に到着し、6時半、車を返却。
いや~ノートちゃん、今日はありがとう。楽しかったよ。
ついでにこのお店の会員になったので、また運転したくなったらいつでも借りたいと思います♪
「レンタカーで秘境探検」、
完。
前回からの続きです!!

午後5時10分。
ひたすら続くクネクネした山道。
落石のせいで崩れたのか、ところどころ補修された道路を見ながら進んでいきます。
「こんなに遠かったっけ?」と焦り始めたところで、ようやく目の前の景色が開けました。
見えてきた~!

・豊羽鉱山(跡)

皆さん、かつて札幌市内に鉱山があったというのはご存知でしたか?
2006年に閉山してしまった豊羽(とよは)鉱山です。
定山渓温泉からさらに13キロ山奥にあるこの場所、1800年代後半ごろから採掘が開始され、銀や銅、亜鉛などを産出する金属鉱山でした。定山渓鉄道があった頃には、温泉街から分岐して立派な専用鉄道も引かれていたそうで、付近には廃線跡も残っています。
一時期は液晶画面などに利用されるインジウムの産出量が世界一を誇っていた事もある(1999年)そうですが、鉱量枯渇により閉山。

地図を見てみると正真正銘、札幌市内です。
ただし、周囲から孤立したとんでもない山奥だという事がお分かり頂けるでしょう。
今まで走って来た道も、ここ豊羽鉱山で完全に行き止まりとなってしまいます。

比較的新しい鉱山事務所が道路沿いから確認できます。閉山したといっても排水処理は続いているため、人が全くいないという訳ではありません。近くにも新しそうなプレハブ小屋が建てられていて、作業員の方も確認できました。
…あの山道を毎日通勤しているのでしょうか。ご苦労様です…(^_^;)

周辺をウロウロすると、坑口らしきもの発見!…しかしロープがあって近づけません…。
まだ社有地でもある場所がたくさんあるので、うかつに立ち入れませんね。
豊羽鉱山、かつて周辺に小中学校や社員アパート、病院などが建てられており、最盛期には多くの住人で振るわっておりました。
今から既に8年ほど前…。2007年に父にせがんで連れて来てもらった時は、まだそれらの廃墟が完璧に残っており、肝試しで人気のスポットになっていました(笑)。
現在はきれいさっぱり解体されてしまったようで、特に見どころが無くなってしまったのが残念です。
…せっかくなので、2007年に撮影した写真をどうぞ。
・豊羽小中学校跡(2007年撮影)

こちらは体育館ですが、校舎はどこにでもあるような3~4階建てのキレイな建物でした。
…当時のメモには「窓には紙でつくったちょうちょの工作がまだはってあった」とある(笑)。外側から確認できました。
・鉱山住宅跡と神社跡(2007年撮影)

立派なアパートです。この他にも、木々に埋もれたアパートの廃墟があちらこちらにありました。いま考えると天国ですね(笑)。
神社の鳥居も廃な雰囲気がこれまた素敵で…。っていうか廃神社ってかなりレアですよね。
どうしてもっと撮影していなかったんだろう…(泣)。
・病院跡(2007年撮影)

鉱山といえば病院が不可欠。こちらは年季の入った小~さな建物で、窓ガラスも割れていて最も廃墟らしい物件でした(*^_^*)
隣にはこれまた古い山荘の廃墟があったような、無かったような…。

…かつてはこんなに素敵な廃墟たちが溢れていたのですが、先ほども述べたように現在はすべて解体済み。恐らく2008~2009年ごろだと思います。
本日発見できたのは、こちらの階段跡のみでした…。
ここら辺の広場に「今日も一日ごくろうさん」みたいな事が書かれた素敵な看板があった記憶があるのですが、そちらも撤去済みでした(T_T)

せめて廃墟跡地(←笑)ぐらい探してみたいところですが、管理地のため奥には入れませんでした…。まずドコに何があったのかも覚えていないし…。
う~ん、ホント見どころが何も無いですな~(^_^;)
…楽しみにされていた方、すいません。おわりです。

午後5時半、暗くなる前にさっさと引き返す。
制限速度順守で街中を安全運転、問題も無くレンタ会社に到着し、6時半、車を返却。
いや~ノートちゃん、今日はありがとう。楽しかったよ。
ついでにこのお店の会員になったので、また運転したくなったらいつでも借りたいと思います♪
「レンタカーで秘境探検」、
完。