ご無沙汰しておりました。
・・・・・・別に、名古屋旅行シリーズが終了したからといってネタ切れしているわけじゃありませんよ!!
ちょっとね、先週ゼミの発表があり忙しかったんですよね。
実はこれでも文学部1年生のホルマリンです。
今回は久しぶりに車関係の話題を書きます。
結構前の話になっちゃうんですが、友人の付き添いでススキノのまんだらけを訪れた時の事。何の期待もなしに店内をブラブラしていたら、店のイベントスペースで激安プラモ市が開かれていたんです!!
箱が傷んでいたりとか、多少部品が欠品しているとかで、普通の値段では売ることができないプラモがそれはそれは大量に。あまり見られないような絶版の商品もあるし、なにしろ安い!!アオシマの「パジェロ」が620円とか安すぎだろ!!!
そして、その中から・・・・・・420円というスクラップ同然の扱いで売られていた一個を救出してきました。
スズキ セルボ(アオシマ製)
モデルとなっている「セルボ」は1977年登場の初代。プラモデルは、70~80年代に売られていた商品の再販です。
実はこのプラモ、前から気になっていたんですよね~。このクルマ自体、幼児の頃に見た自動車図鑑に載っていて気に入っていました。
2009年ごろ(多分)、模型店にこのプラモが大量に並んでいるのを見て「あぁ~、セルボのプラモなんて有ったのか~・・・ちょっと気になるな~」と思ったんですが、当時はプラモ趣味からは離れていて、結局買わずに終了。
その後、あるきっかけからプラモ趣味が復活。そしてセルボも作ろうと思ったんですが、いつの間にか店から消え、「絶版」になっていました・・・。ネットとかで探しても「在庫無し」。
普段の僕なら死に物狂いで探す所ですが、20分の1という時代を感じる縮尺(現在の車プラモは24分の1が主流)に加え、箱絵に描いてある似合わないホイールが付属している事を考えると、買う気もだんだんと無くなり・・・。結局、潔く諦めていたんですよね。
それがこんな所で売られているとは!!しかも激安!!(新品は1900円します。)
箱が若干フニャフニャで、内側にはカビが生えていましたが、見たところ部品には影響なし、欠品もなさそうだったので、即購入となったわけです。
さて、家に帰って中をよく見てみると、説明書が浸水した形跡がありワシャワシャになっているのに気付きましたが、それ以外は特に問題なし。(それにしても、このプラモデルに一体何があったんだ?)
で、早速作ってみました。
「どうせ420円だし・・・」と開きなおって、わずか1日で適当に仕上げましたが・・・。
おぉ!!結構イイ感じじゃん!!
外装は、シルバーのスプレーを吹いて窓の縁を黒く塗っただけ。内装はシートを赤く塗ったのみで、あとはそのまま組み立てました。・・・究極の手抜きです。あくまで外観が変じゃなければそれでよし。
ボディ形状は、若干平べったすぎる印象もありますが、実車のイメージがよく出ています!!つい最近、「国産名車コレクション」という本のオマケにこのセルボのミニカーが出ましたが、出来は断然こちらの方が上です。
この装飾過多な感じのフロント部分が大好き。なぜか子供の頃から「厚化粧のオバサン」のイメージがあります。
バックライトは、説明書通りに赤とオレンジに塗り分けましたが、実車の写真を見ると若干違うらしい(泣)。・・・・・・まぁ違和感ないし良いか・・・。
似合わないと思っていたチャラい付属ホイールですが、こう見ると意外と普通ですね。良く似合っています。
かつてこのプラモは「モーターライズ」(モーター内蔵、電池で走る)で売られていたため、その名残で後ろのタイヤが太いです。また、モーターを収納する場所を確保するためだったのか、後部座席部分が不自然に高くなっております。欠点を言うならそれくらいですかね。組み立てはしやすかったです。
最後にこの「セルボ」という車の歴史について少し説明を。今回紹介した初代は、軽自動車新規格の対応として、それまで生産されていた「フロンテ」の横幅を延ばすような形で登場。そのため、横と後ろからの見た目はフロンテとほぼ一緒。やけに平べったい印象もそのためですかね・・・。
スポーティさを売りにしていましたが、それほど成功とは言えずに2代目へ。
2代目は、初代と比べると多少平凡な印象に。こちらは80年代にトミカで出ております(この2代目も結構お気に入りなスタイルなので、トミカも欲しい・・・しかしプレミアで高い。)きわ立っていたのは、後部部分をトラックにしたピックアップモデルの「マイティボーイ」。小学生の時に旧車雑誌で初めて見たときの衝撃と言ったら相当なものでした(気になる方は「スズキマイティボーイ」でググってみよう)。
3代目はさらに平凡な印象に。「アルト」の後部を延ばして商用車っぽくしたような外観は地味でしたが、こちらも個人的にはかなり好きなデザインです。残念ながら、アルトの陰に隠れてしまってマイナーな存在になってしまい、わずか2年で消滅してしまいました。その後は「セルボ・モード」という別モデルになってしまいます。
それ以来「セルボ」の名前を継ぐ車は現れず、悲運な車という印象だったのですが・・・。2006年、セルボの名前が久しぶりに復活!!スポーティな外観の軽自動車で、スズキも自信を持って世に出したようなのですが・・・。ワゴンR、タント等の登場により、軽自動車は「空間重視」の時代。販売不振で人気は低迷、わずか2年で消滅。再び、セルボは「悲運の車」となってしまいました・・・。
歴代セルボは、僕としては全てお気に入りなデザインで、大好きな車名の1つです。現在は、このようなスポーツコンセプトの軽自動車って全く見なくなっちゃったよなぁ・・・。残念です。
車に興味のない人からすれば「なんのこっちゃ!!」な内容になってしまいましたが、本日はこれにて終了。
・・・・・・別に、名古屋旅行シリーズが終了したからといってネタ切れしているわけじゃありませんよ!!
ちょっとね、先週ゼミの発表があり忙しかったんですよね。
実はこれでも文学部1年生のホルマリンです。
今回は久しぶりに車関係の話題を書きます。
結構前の話になっちゃうんですが、友人の付き添いでススキノのまんだらけを訪れた時の事。何の期待もなしに店内をブラブラしていたら、店のイベントスペースで激安プラモ市が開かれていたんです!!
箱が傷んでいたりとか、多少部品が欠品しているとかで、普通の値段では売ることができないプラモがそれはそれは大量に。あまり見られないような絶版の商品もあるし、なにしろ安い!!アオシマの「パジェロ」が620円とか安すぎだろ!!!
そして、その中から・・・・・・420円というスクラップ同然の扱いで売られていた一個を救出してきました。
スズキ セルボ(アオシマ製)
モデルとなっている「セルボ」は1977年登場の初代。プラモデルは、70~80年代に売られていた商品の再販です。
実はこのプラモ、前から気になっていたんですよね~。このクルマ自体、幼児の頃に見た自動車図鑑に載っていて気に入っていました。
2009年ごろ(多分)、模型店にこのプラモが大量に並んでいるのを見て「あぁ~、セルボのプラモなんて有ったのか~・・・ちょっと気になるな~」と思ったんですが、当時はプラモ趣味からは離れていて、結局買わずに終了。
その後、あるきっかけからプラモ趣味が復活。そしてセルボも作ろうと思ったんですが、いつの間にか店から消え、「絶版」になっていました・・・。ネットとかで探しても「在庫無し」。
普段の僕なら死に物狂いで探す所ですが、20分の1という時代を感じる縮尺(現在の車プラモは24分の1が主流)に加え、箱絵に描いてある似合わないホイールが付属している事を考えると、買う気もだんだんと無くなり・・・。結局、潔く諦めていたんですよね。
それがこんな所で売られているとは!!しかも激安!!(新品は1900円します。)
箱が若干フニャフニャで、内側にはカビが生えていましたが、見たところ部品には影響なし、欠品もなさそうだったので、即購入となったわけです。
さて、家に帰って中をよく見てみると、説明書が浸水した形跡がありワシャワシャになっているのに気付きましたが、それ以外は特に問題なし。(それにしても、このプラモデルに一体何があったんだ?)
で、早速作ってみました。
「どうせ420円だし・・・」と開きなおって、わずか1日で適当に仕上げましたが・・・。
おぉ!!結構イイ感じじゃん!!
外装は、シルバーのスプレーを吹いて窓の縁を黒く塗っただけ。内装はシートを赤く塗ったのみで、あとはそのまま組み立てました。・・・究極の手抜きです。あくまで外観が変じゃなければそれでよし。
ボディ形状は、若干平べったすぎる印象もありますが、実車のイメージがよく出ています!!つい最近、「国産名車コレクション」という本のオマケにこのセルボのミニカーが出ましたが、出来は断然こちらの方が上です。
この装飾過多な感じのフロント部分が大好き。なぜか子供の頃から「厚化粧のオバサン」のイメージがあります。
バックライトは、説明書通りに赤とオレンジに塗り分けましたが、実車の写真を見ると若干違うらしい(泣)。・・・・・・まぁ違和感ないし良いか・・・。
似合わないと思っていたチャラい付属ホイールですが、こう見ると意外と普通ですね。良く似合っています。
かつてこのプラモは「モーターライズ」(モーター内蔵、電池で走る)で売られていたため、その名残で後ろのタイヤが太いです。また、モーターを収納する場所を確保するためだったのか、後部座席部分が不自然に高くなっております。欠点を言うならそれくらいですかね。組み立てはしやすかったです。
最後にこの「セルボ」という車の歴史について少し説明を。今回紹介した初代は、軽自動車新規格の対応として、それまで生産されていた「フロンテ」の横幅を延ばすような形で登場。そのため、横と後ろからの見た目はフロンテとほぼ一緒。やけに平べったい印象もそのためですかね・・・。
スポーティさを売りにしていましたが、それほど成功とは言えずに2代目へ。
2代目は、初代と比べると多少平凡な印象に。こちらは80年代にトミカで出ております(この2代目も結構お気に入りなスタイルなので、トミカも欲しい・・・しかしプレミアで高い。)きわ立っていたのは、後部部分をトラックにしたピックアップモデルの「マイティボーイ」。小学生の時に旧車雑誌で初めて見たときの衝撃と言ったら相当なものでした(気になる方は「スズキマイティボーイ」でググってみよう)。
3代目はさらに平凡な印象に。「アルト」の後部を延ばして商用車っぽくしたような外観は地味でしたが、こちらも個人的にはかなり好きなデザインです。残念ながら、アルトの陰に隠れてしまってマイナーな存在になってしまい、わずか2年で消滅してしまいました。その後は「セルボ・モード」という別モデルになってしまいます。
それ以来「セルボ」の名前を継ぐ車は現れず、悲運な車という印象だったのですが・・・。2006年、セルボの名前が久しぶりに復活!!スポーティな外観の軽自動車で、スズキも自信を持って世に出したようなのですが・・・。ワゴンR、タント等の登場により、軽自動車は「空間重視」の時代。販売不振で人気は低迷、わずか2年で消滅。再び、セルボは「悲運の車」となってしまいました・・・。
歴代セルボは、僕としては全てお気に入りなデザインで、大好きな車名の1つです。現在は、このようなスポーツコンセプトの軽自動車って全く見なくなっちゃったよなぁ・・・。残念です。
車に興味のない人からすれば「なんのこっちゃ!!」な内容になってしまいましたが、本日はこれにて終了。