ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

おもしろ公園ぐらんぷり2024 第3回

2024-10-09 22:06:35 | 北海道内の旅行・風景
第3回:ストーブ天国!
(やなぎ公園 札幌市白石区平和通5丁目北8)



札幌市白石区にあるやなぎ公園にやってきました。
JR白石駅からもほど近く、数年前から一度来てみたいと思っていた場所です(^_^)。
住宅街にある小さな公園ですが、モニュメントにレンガが使われていたり地面に敷き詰められていたりとお洒落な雰囲気があります。





さて、こちらのやなぎ公園、まず入り口の車止めが何ともユニークな形をしております。



さらに、レンガのモニュメント前にある砂場には……。
これはストーブのオブジェですね!
先ほどの車止めもダルマストーブをモチーフにしているようです。
私は世代ではないのでよく分からないのですが、正面についている円盤は調節ハンドルか通気口を再現しているのかな?



公園内にはもう1台、ストーブ型の噴水もありました!
上に乗っているヤカンが何とも可愛らしいですね!(^_^)
訪問時は残念ながら止められていましたが、ヤカンの口から水が出てくるようです。

なぜ、あちこちに珍しいストーブのオブジェがあるのでしょうか。
公園内に簡単な解説版がありました。



この場所は、白石の歴史を代表する、道庁赤レンガの『白石レンガ』や、石炭ストーブの原点となる『ふくろくストーブ』にゆかりのある場所なので、レンガとストーブをテーマにして、公園をつくりました」とあります。

調べてみると、このやなぎ公園がある場所は、かつて「鈴木煉瓦製造所(1884年創業)」経営者の邸宅と庭園があったそうです。
公園内のカエデやニレなどの木は当時の庭園に植えられていたものなのだとか。
そして社長の鈴木豊三郎氏の娘婿となった福岡清春氏という人物は、大正時代後期に石炭ストーブの「福禄(ふくろく)ストーブ」を開発。貯炭式で給炭頻度や煤煙が少ない同製品は大当たりとなり、寒冷地の暖房手段として大きく貢献したといいます。

この地のレンガとストーブの歴史にちなんで、公園内に可愛らしいオブジェがあるんですね!



公園隅の水飲みも、ぜいたくにレンガが使われたお洒落なデザイン。

(2024年訪問)
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