せっかくなので、天神山山頂を少し散歩。
・さっぽろ天神山アートスタジオ(旧・天神山国際ハウス)
…1990年に「天神山国際ハウス」として、札幌に在住する研究者等の宿泊施設、市民との国際交流施設として建設。
2008年に閉館した後は廃墟として放置され続け、立派なバブル遺産となっていたが、2014年に復活。今度は国内外の芸術家たちの滞在の場として、作品制作や調査用の環境を提供するのが目的なのだそうだ。
再オープンしてからは初めての訪問です。最後に建物を見た時は外壁や看板が剥がれ落ち、見るも無残な姿になり果てていましたが、さりげなく復活していたので安心しました…(笑)。
廃墟時代はもちろん閉鎖されていたので、中に入るのは7~8年ぶり。ロビーに置いてあったハーゲン●ッツの自販機はもう無い…。
館内は相変わらず閑散としていましたが、常駐の職員が何名か居るよう。滞在中のアーティストも国内外の方が4~5名いるようです。
…聖地巡礼に戻りましょうか。
天神山を下山します。
地下鉄南北線シェルターをくぐる。
↑これですよ!マンガの写真に写っていた問題のシェルター。
とりあえずここを抜け、高圧電線の鉄塔の位置を調べます。
しばらく住宅街の中をウロウロすると、
怪しげな鉄塔を発見。
うぅ~む…。位置的に考えると、マンガに登場していた鉄塔(作者が自宅から眺めた風景に描かれているもの)はコレの可能性が高い。
少し離れた場所から眺めてみると…。
似てる…?
いや、でも鉄塔の向きが…。
しかしこれ以上北へ移動してしまうと、手前の巨大なマンションが邪魔になって見えなくなってしまう…。
かなり新しそうな建物ですので、作者が住んでいた当時はまだ建設されていなかった可能性が高いです。
一度整理してみましょう。
過去のものとは言えども、一個人の住所を特定するのはさすがに気が引けるので、作品当時の花輪さんの住所は
オレンジの丸の中とオオザッパに仮定します。
丸の中から鉄塔と平岸霊園方面を眺めた風景が、マンガに描かれた風景というわけです。
断定ではありませんが、これで花輪さんの行動拠点の目安ができたので、聖地巡礼もしやすくなりますね…(笑)。
さて。
『刑務所の前』の中で2回ほど登場するこの階段。
いずれも近所を歩く場面に出てくるため、花輪さん宅(当時)のすぐ近くにある階段だと思われますが、今回は残念ながら見つけられませんでした…。
特徴的な風景なんですがねぇ~(^_^;)。
この付近は高低差が激しく、比較的大きな段差が住宅街に生じています。
ちょうど段差のふもとに先ほどの巨大マンションが建っているので、恐らくこの階段は宅地造成で消滅したのでは?というのが僕の見解です。
…残念ですが、気を落とさずドンドン行きましょう!
こちらも2回ほど登場、
斜面が特徴的な公園。
マンガのネタが出ずに悩む作者がブランコに乗っています。
すべり台が特徴的な風景ですね!これは見つかるか??
平岸にある斜面の公園といえば思い当たる場所がありますので、ちょっと寄ってみましょうか。
・平岸高台公園(豊平区平岸4条13丁目)
…偶然にも、こちらは既に有名な公園となっています(笑)。
分かる人はもうピンと来ているかもしれませんが、ココは北海道が誇る伝説の深夜バラエティ『水曜どうでしょう』のロケでよく使われていた公園なのです!!
↑ほらね。(「ヨーロッパ・リベンジ 第5夜」より)
公園のすぐ隣に北海道テレビ放送(HTB)の本社ビルがあり、ここら一帯は「水曜どうでしょう」ファンの聖地となっているわけです。
僕もどうでしょうは大好きなので、自宅の近くにこんな場所があるのは嬉しいですね!(*^_^*)
日本全国からひっきりなしにファンが来ているようで、ちょうどこの時も記念撮影をする夫婦や女性グループがちらほらと。
はははは、あなた達も聖地巡礼中ですか♪奇遇ですなぁ~!
…断っておきますが、僕が今回やっているのは「水曜どうでしょう 聖地巡礼」ではなく「花輪和一 聖地巡礼」ですよ!
さっそく公園内の遊具エリアを調査。
あ~…。微妙~…。
確かに斜面になっており、金網フェンスの様子もかなり似ている。
しかしすべり台が一新されてしまっているので断定が出来ないですね~。
すべり台が新しくなったのはつい最近のようですが、調べたところ有力な情報が!!
マンガのすべり台は脚が4本あり、特徴的な形をしていますが、なんとこの公園にもよく似た巨大すべり台があったというのだ!!
しかも「水曜どうでしょう」にも登場しているらしい!
…よし、「どうでしょう」を調べよう(笑)。
すると!!(アメリカ合衆国横断 最終回より)
あったぁ~!!しかもソックリ!
うう~む!?これはどうだ…。
正直言って、この公園はあまり期待していなかったのですが…。というのも、候補地の公園がもう一つあるんですよね~。その公園を見に行ってから考えてみましょうか…(^_^;)
しかしどうだろう、マンガと比べるとすべり台の位置が違うような気がします。ずいぶんと斜面の麓にあるというか…。
これだったらマンガのようなブランコとすべり台の高低差は生じないはず。
それなら斜面の上はどうだ、という事で公園内の最も高い場所へ行ってみると、平たくなっていて東屋がありました。
かつてココがすべり台だったとしても、今度は逆に高低差がとんでもない事になってしまいます。
微妙なラインですね~(^_^;)。
東屋から藻岩山を望む
見晴らしは予想以上に良好ですね♪
花輪和一さんは…ここからも藻岩山を眺めたのでしょうか!?
公園から坂道を下りて行くと、すぐに地下鉄南北線「南平岸」駅に到着しますが、こちらも『刑務所の前』の中に登場しています♪
よく見ると旧駅名の「霊園前」となっているのがまた味わい深い。90年代前半に「あまりにも縁起が悪い」と市民から不評で改称され、現在の「南平岸」になりました(笑)。
それにしても、この辺りは「水曜どうでしょう」といい「刑務所の前」といい、随分と色々な作品に登場しますね(汗)。
そういえばすぐ近くの平岸小学校は『秘密のケンミンショー』に登場した事があるし、これまた近くの回転寿司屋は『火曜サプライズ』の取材で大泉洋とウエンツが来ていたようです(笑)。
ついでに言うと、天神山近くのある個人商店はつい最近『モヤモヤさまぁ~ず 札幌編』で登場。もちろんさまぁ~ずと狩野アナが訪問していて、テレビを見ていてビックリした記憶があります。
…この辺は聖地でもあり、あらゆる力を引き寄せる最強パワースポットなのではないか。
次回、最終回(予定)。
問題の公園、そして事件現場は発見できるか!?
そして、ついにあの風景が…。
続く。
・さっぽろ天神山アートスタジオ(旧・天神山国際ハウス)
…1990年に「天神山国際ハウス」として、札幌に在住する研究者等の宿泊施設、市民との国際交流施設として建設。
2008年に閉館した後は廃墟として放置され続け、立派なバブル遺産となっていたが、2014年に復活。今度は国内外の芸術家たちの滞在の場として、作品制作や調査用の環境を提供するのが目的なのだそうだ。
再オープンしてからは初めての訪問です。最後に建物を見た時は外壁や看板が剥がれ落ち、見るも無残な姿になり果てていましたが、さりげなく復活していたので安心しました…(笑)。
廃墟時代はもちろん閉鎖されていたので、中に入るのは7~8年ぶり。ロビーに置いてあったハーゲン●ッツの自販機はもう無い…。
館内は相変わらず閑散としていましたが、常駐の職員が何名か居るよう。滞在中のアーティストも国内外の方が4~5名いるようです。
…聖地巡礼に戻りましょうか。
天神山を下山します。
地下鉄南北線シェルターをくぐる。
↑これですよ!マンガの写真に写っていた問題のシェルター。
とりあえずここを抜け、高圧電線の鉄塔の位置を調べます。
しばらく住宅街の中をウロウロすると、
怪しげな鉄塔を発見。
うぅ~む…。位置的に考えると、マンガに登場していた鉄塔(作者が自宅から眺めた風景に描かれているもの)はコレの可能性が高い。
少し離れた場所から眺めてみると…。
似てる…?
いや、でも鉄塔の向きが…。
しかしこれ以上北へ移動してしまうと、手前の巨大なマンションが邪魔になって見えなくなってしまう…。
かなり新しそうな建物ですので、作者が住んでいた当時はまだ建設されていなかった可能性が高いです。
一度整理してみましょう。
過去のものとは言えども、一個人の住所を特定するのはさすがに気が引けるので、作品当時の花輪さんの住所は
オレンジの丸の中とオオザッパに仮定します。
丸の中から鉄塔と平岸霊園方面を眺めた風景が、マンガに描かれた風景というわけです。
断定ではありませんが、これで花輪さんの行動拠点の目安ができたので、聖地巡礼もしやすくなりますね…(笑)。
さて。
『刑務所の前』の中で2回ほど登場するこの階段。
いずれも近所を歩く場面に出てくるため、花輪さん宅(当時)のすぐ近くにある階段だと思われますが、今回は残念ながら見つけられませんでした…。
特徴的な風景なんですがねぇ~(^_^;)。
この付近は高低差が激しく、比較的大きな段差が住宅街に生じています。
ちょうど段差のふもとに先ほどの巨大マンションが建っているので、恐らくこの階段は宅地造成で消滅したのでは?というのが僕の見解です。
…残念ですが、気を落とさずドンドン行きましょう!
こちらも2回ほど登場、
斜面が特徴的な公園。
マンガのネタが出ずに悩む作者がブランコに乗っています。
すべり台が特徴的な風景ですね!これは見つかるか??
平岸にある斜面の公園といえば思い当たる場所がありますので、ちょっと寄ってみましょうか。
・平岸高台公園(豊平区平岸4条13丁目)
…偶然にも、こちらは既に有名な公園となっています(笑)。
分かる人はもうピンと来ているかもしれませんが、ココは北海道が誇る伝説の深夜バラエティ『水曜どうでしょう』のロケでよく使われていた公園なのです!!
↑ほらね。(「ヨーロッパ・リベンジ 第5夜」より)
公園のすぐ隣に北海道テレビ放送(HTB)の本社ビルがあり、ここら一帯は「水曜どうでしょう」ファンの聖地となっているわけです。
僕もどうでしょうは大好きなので、自宅の近くにこんな場所があるのは嬉しいですね!(*^_^*)
日本全国からひっきりなしにファンが来ているようで、ちょうどこの時も記念撮影をする夫婦や女性グループがちらほらと。
はははは、あなた達も聖地巡礼中ですか♪奇遇ですなぁ~!
…断っておきますが、僕が今回やっているのは「水曜どうでしょう 聖地巡礼」ではなく「花輪和一 聖地巡礼」ですよ!
さっそく公園内の遊具エリアを調査。
あ~…。微妙~…。
確かに斜面になっており、金網フェンスの様子もかなり似ている。
しかしすべり台が一新されてしまっているので断定が出来ないですね~。
すべり台が新しくなったのはつい最近のようですが、調べたところ有力な情報が!!
マンガのすべり台は脚が4本あり、特徴的な形をしていますが、なんとこの公園にもよく似た巨大すべり台があったというのだ!!
しかも「水曜どうでしょう」にも登場しているらしい!
…よし、「どうでしょう」を調べよう(笑)。
すると!!(アメリカ合衆国横断 最終回より)
あったぁ~!!しかもソックリ!
うう~む!?これはどうだ…。
正直言って、この公園はあまり期待していなかったのですが…。というのも、候補地の公園がもう一つあるんですよね~。その公園を見に行ってから考えてみましょうか…(^_^;)
しかしどうだろう、マンガと比べるとすべり台の位置が違うような気がします。ずいぶんと斜面の麓にあるというか…。
これだったらマンガのようなブランコとすべり台の高低差は生じないはず。
それなら斜面の上はどうだ、という事で公園内の最も高い場所へ行ってみると、平たくなっていて東屋がありました。
かつてココがすべり台だったとしても、今度は逆に高低差がとんでもない事になってしまいます。
微妙なラインですね~(^_^;)。
東屋から藻岩山を望む
見晴らしは予想以上に良好ですね♪
花輪和一さんは…ここからも藻岩山を眺めたのでしょうか!?
公園から坂道を下りて行くと、すぐに地下鉄南北線「南平岸」駅に到着しますが、こちらも『刑務所の前』の中に登場しています♪
よく見ると旧駅名の「霊園前」となっているのがまた味わい深い。90年代前半に「あまりにも縁起が悪い」と市民から不評で改称され、現在の「南平岸」になりました(笑)。
それにしても、この辺りは「水曜どうでしょう」といい「刑務所の前」といい、随分と色々な作品に登場しますね(汗)。
そういえばすぐ近くの平岸小学校は『秘密のケンミンショー』に登場した事があるし、これまた近くの回転寿司屋は『火曜サプライズ』の取材で大泉洋とウエンツが来ていたようです(笑)。
ついでに言うと、天神山近くのある個人商店はつい最近『モヤモヤさまぁ~ず 札幌編』で登場。もちろんさまぁ~ずと狩野アナが訪問していて、テレビを見ていてビックリした記憶があります。
…この辺は聖地でもあり、あらゆる力を引き寄せる最強パワースポットなのではないか。
次回、最終回(予定)。
問題の公園、そして事件現場は発見できるか!?
そして、ついにあの風景が…。
続く。