・・・昭和の人間にとっては嫌でも記憶に残っている車。
平成の人間にとっては見る事も皆無、用途すらいまいちピンと来ない人も多いであろう車。
それがバキュームカー。
僕は1993年生まれなので、バキュームカーなんてものは既に伝説の存在。その姿を拝むことが出来たのはわずか2回です。
1回目は、十数年ほど前。父の車に乗っているとき、家からそう遠くはない団地に停まっている後ろ姿を2秒ほど見たのみ。すぐに通り過ぎてしまいましたが、あのリール(ホース巻き上げ機)の付いた独特な形のタンクはバキュームカーに違いない。
2度目はぐっと最近になり、去年の秋になります。チャリで学校に行く途中、見たこともないほど古い「ニッサン・ディーゼル」が向かいからやってくると思ったら、荷台はずんぐりしたリール付きタンクという「どう見てもバキュームカー」仕様。あっという間にカーブの向こうに消えてしまいましたが、その良い感じにヤレた哀愁漂う雰囲気が忘れられず、車体に書かれていた会社名を頼りに事務所の場所を特定、後日、自転車で向かうというストーカーばりの行為を行った。
(その時は結局見られなかったが、機会があればまたリベンジしたい。)
このように、僕はバキュームカーに全くなじみが無く、満足に見たこともありません。その現代においての希少性と、「もっとじっくり観察したい!!」という欲望が、バキュームカー世代でないにもかかわらず、僕を「バキュームカーオタク」へと仕立て上げたのではないでしょうか。
(・・・いや、むしろ当時の悪夢を知らないからこそ、好きになれたのかもしれない・・・笑)
で、前回はバキュームカーが好きすぎて、当時モノのボロボロのトミカを再生したのですが、せっかくなので、再生したヤツを家にあるバキュームカー・ミニカーと並べて記念撮影したいと思います。
まずはこちら。「トヨタダイナ バキュームカー」!
トミカ№35「エルフ バキュームカー」の後継モデルとして1980年に登場、そのまま2001年まで発売され続けた超長寿モデルです。これはまだ発売バリバリ現役だった90年代後半頃(たぶん)に買ってもらったものです。
・・・バキュームカーのミニカーが現役で買えたというのも、時代を感じてしまいます(もっとも、さっきから述べているように、当時でもバキュームカーは皆無でしたが)。
「トヨタ・ダイナ」というのも、90年代半ばでは既に絶滅状態で、唯一見たのは幼稚園に行く途中の、立体交差のふもとにあった廃車体(トラック仕様)でした。
古臭い外観とニヤけたオッサンみたいな表情が大好きで、通りかかると必ず見ていたのですが、しばらくしてから撤去されてしまい、相当落ち込んだのを覚えています。
・・・まあそれはいいとして、改めて外観を。
御覧のように、子供向けおもちゃにしては十分すぎる出来です。
この個体は、前輪のタイヤが曲がってしまっていますが、全体的に傷も少なく、タンクもキレイな状態のまま生き延びてくれていました。大事に使っていたのであろう当時の自分に感謝。
それでは、新旧バキュームカートミカを一緒にパチリ。
・・・幼児の頃に愛読していた「トミカずかん」に、この2台がこうして並んで掲載されており、タンクのリールが再現された「ダイナ」の方に対し、リールの無い「エルフ」の「物足りない感じ」が大好きで、欲しくなりました。(←よく分からない事書いてスミマセン。)
あれから十数年。こうして自分で並べて撮影することになるとは。
続いてこちら。「トミカリミテッド・ヴィンテージ(TLV)」の「マツダT2000 バキュームカー」です。
3輪トラックのバキュームカー!!!
常にマニアックなミニカーを出しているシリーズだからこそ発売できた「究極のミニカー」ではないでしょうか。
(実際、公式ホームページにもこんな解説が書かれていて、スタッフ公認してます)
この緑色の個体は、実在する広島県の「江能環境整備」の作業車をモデル化したもの。
・・・何と2013年現在、現存しており、実際に現役で活躍しているらしいのだ!!!
数年前に、旧車雑誌「オールドタイマー」にて突如デカデカと特集され、
「うぉぉを!!こんなのが現存!?しかも現役!!」と、全国の旧車マニアに衝撃を与えました。
僕も、その時の記事はエロ本見るかのごとく興奮MAXでかぶりついたのを覚えています。
ミニカーでは、青色のノーマルタイプとの2種類が発売されましたが、旧車好きならば迷わずコチラを選ぶでしょう!!
さすがに、「どこまでもとことんこだわる」TLVクオリティだけあって、全体的に再現がスバラシ過ぎます。複雑なホース部分は見ていて飽きません!ちなみに、写真にはありませんが、別体でバケツの部品まで付属しています。
どうしても心配せずにはいられないのが、三輪ゆえのその不安定さ。ミニカーを観ているだけでもその危なっかしさが伝わってきます。
・・・まぁ、3輪の良いところは、「小回りが利く」ところであって、この3輪バキュームカーも、4輪では入れない路地の奥に楽々行ける、という理由で現代でも生き残っているらしいんですけどね。
ということで・・・いよいよスリーショットといきましょう。
「T~ちゃんです!」
「えるふです!」
「だいなです!」
「3台あわせて・・・」
「バキュ~ム★です!!」(←コレがやりたかっただけ)
・・・最後に。現代の街中ではバキュームカーはほぼ絶滅か、と思いきやそうではなくて、タンク部分をステンレスの箱で隠して普通のトラックにカモフラージュした「イマドキ」なバキュームカーが結構いるそうな。何でも現代では「タンク部分が丸出しの、いかにもな外観は嫌われる」ので、こんなのが主流になっている、というのをこの前ある本で読みました。
僕も知らないうちに結構な数のバキュームカーとすれ違っているのかもしれん。そうでないかもしれん。
完。
・・・長々とバキュームカーを思い入れタップリに語って終了。
ところで、つい最近まで、トミカ再生と並行してあるプラモデルを制作していました。4月に念願かなって購入した「ずっと探していたプラモ」の2台のうちのどちらかです。
果たして、タミヤの「カリーナED」なのか、フジミの「インフィニティQ45」なのか。
既に完成しているので、次回UPします。
平成の人間にとっては見る事も皆無、用途すらいまいちピンと来ない人も多いであろう車。
それがバキュームカー。
僕は1993年生まれなので、バキュームカーなんてものは既に伝説の存在。その姿を拝むことが出来たのはわずか2回です。
1回目は、十数年ほど前。父の車に乗っているとき、家からそう遠くはない団地に停まっている後ろ姿を2秒ほど見たのみ。すぐに通り過ぎてしまいましたが、あのリール(ホース巻き上げ機)の付いた独特な形のタンクはバキュームカーに違いない。
2度目はぐっと最近になり、去年の秋になります。チャリで学校に行く途中、見たこともないほど古い「ニッサン・ディーゼル」が向かいからやってくると思ったら、荷台はずんぐりしたリール付きタンクという「どう見てもバキュームカー」仕様。あっという間にカーブの向こうに消えてしまいましたが、その良い感じにヤレた哀愁漂う雰囲気が忘れられず、車体に書かれていた会社名を頼りに事務所の場所を特定、後日、自転車で向かうというストーカーばりの行為を行った。
(その時は結局見られなかったが、機会があればまたリベンジしたい。)
このように、僕はバキュームカーに全くなじみが無く、満足に見たこともありません。その現代においての希少性と、「もっとじっくり観察したい!!」という欲望が、バキュームカー世代でないにもかかわらず、僕を「バキュームカーオタク」へと仕立て上げたのではないでしょうか。
(・・・いや、むしろ当時の悪夢を知らないからこそ、好きになれたのかもしれない・・・笑)
で、前回はバキュームカーが好きすぎて、当時モノのボロボロのトミカを再生したのですが、せっかくなので、再生したヤツを家にあるバキュームカー・ミニカーと並べて記念撮影したいと思います。
まずはこちら。「トヨタダイナ バキュームカー」!
トミカ№35「エルフ バキュームカー」の後継モデルとして1980年に登場、そのまま2001年まで発売され続けた超長寿モデルです。これはまだ発売バリバリ現役だった90年代後半頃(たぶん)に買ってもらったものです。
・・・バキュームカーのミニカーが現役で買えたというのも、時代を感じてしまいます(もっとも、さっきから述べているように、当時でもバキュームカーは皆無でしたが)。
「トヨタ・ダイナ」というのも、90年代半ばでは既に絶滅状態で、唯一見たのは幼稚園に行く途中の、立体交差のふもとにあった廃車体(トラック仕様)でした。
古臭い外観とニヤけたオッサンみたいな表情が大好きで、通りかかると必ず見ていたのですが、しばらくしてから撤去されてしまい、相当落ち込んだのを覚えています。
・・・まあそれはいいとして、改めて外観を。
御覧のように、子供向けおもちゃにしては十分すぎる出来です。
この個体は、前輪のタイヤが曲がってしまっていますが、全体的に傷も少なく、タンクもキレイな状態のまま生き延びてくれていました。大事に使っていたのであろう当時の自分に感謝。
それでは、新旧バキュームカートミカを一緒にパチリ。
・・・幼児の頃に愛読していた「トミカずかん」に、この2台がこうして並んで掲載されており、タンクのリールが再現された「ダイナ」の方に対し、リールの無い「エルフ」の「物足りない感じ」が大好きで、欲しくなりました。(←よく分からない事書いてスミマセン。)
あれから十数年。こうして自分で並べて撮影することになるとは。
続いてこちら。「トミカリミテッド・ヴィンテージ(TLV)」の「マツダT2000 バキュームカー」です。
3輪トラックのバキュームカー!!!
常にマニアックなミニカーを出しているシリーズだからこそ発売できた「究極のミニカー」ではないでしょうか。
(実際、公式ホームページにもこんな解説が書かれていて、スタッフ公認してます)
この緑色の個体は、実在する広島県の「江能環境整備」の作業車をモデル化したもの。
・・・何と2013年現在、現存しており、実際に現役で活躍しているらしいのだ!!!
数年前に、旧車雑誌「オールドタイマー」にて突如デカデカと特集され、
「うぉぉを!!こんなのが現存!?しかも現役!!」と、全国の旧車マニアに衝撃を与えました。
僕も、その時の記事はエロ本見るかのごとく興奮MAXでかぶりついたのを覚えています。
ミニカーでは、青色のノーマルタイプとの2種類が発売されましたが、旧車好きならば迷わずコチラを選ぶでしょう!!
さすがに、「どこまでもとことんこだわる」TLVクオリティだけあって、全体的に再現がスバラシ過ぎます。複雑なホース部分は見ていて飽きません!ちなみに、写真にはありませんが、別体でバケツの部品まで付属しています。
どうしても心配せずにはいられないのが、三輪ゆえのその不安定さ。ミニカーを観ているだけでもその危なっかしさが伝わってきます。
・・・まぁ、3輪の良いところは、「小回りが利く」ところであって、この3輪バキュームカーも、4輪では入れない路地の奥に楽々行ける、という理由で現代でも生き残っているらしいんですけどね。
ということで・・・いよいよスリーショットといきましょう。
「T~ちゃんです!」
「えるふです!」
「だいなです!」
「3台あわせて・・・」
「バキュ~ム★です!!」(←コレがやりたかっただけ)
・・・最後に。現代の街中ではバキュームカーはほぼ絶滅か、と思いきやそうではなくて、タンク部分をステンレスの箱で隠して普通のトラックにカモフラージュした「イマドキ」なバキュームカーが結構いるそうな。何でも現代では「タンク部分が丸出しの、いかにもな外観は嫌われる」ので、こんなのが主流になっている、というのをこの前ある本で読みました。
僕も知らないうちに結構な数のバキュームカーとすれ違っているのかもしれん。そうでないかもしれん。
完。
・・・長々とバキュームカーを思い入れタップリに語って終了。
ところで、つい最近まで、トミカ再生と並行してあるプラモデルを制作していました。4月に念願かなって購入した「ずっと探していたプラモ」の2台のうちのどちらかです。
果たして、タミヤの「カリーナED」なのか、フジミの「インフィニティQ45」なのか。
既に完成しているので、次回UPします。
うぉ~!ぐわぁ~と画面にかぶりつきの旅烏。(^^;)
トミカにこんなのがあったのですね。すばらしい!!!
最近(昨年...)あることで医大病院内にあるファミマに
あったトミカを見つけ、買い始めています。どちらかと
いうと、作業車が大好き。農耕車。工事作業車。ホーク
リフトなど机上の専用?駐車場に待機しています。
このバキューム車のリアルさに感嘆符多々です。(^^)
ただ偶然見つけた時だけ一台を買い求めていますが・・。
この三輪トラックのバキュームカーは「トミカリミテッド・ヴィンテージ」というシリーズで、通常のトミカよりも精密で「大人向けトミカ」といった印象です。そのため値段も張っており…現在は1700円ほどでしょうか(^_^;)
おもちゃ屋さんならば、通常のトミカコーナーの近くにひっそりと売られていますよ~♪グレーの箱に入っています。
バキュームカーは1年以上前にリリースされた商品ですので、在庫があるかはわかりませんが…
あ、そういえば平岸の「文教堂ホビー」にはまだ残っていた記憶があります。ぜひ購入をオススメしますよ~!
トミカはいくつになっても魅力的な存在ですよね~♪自分もはたらく車が大好きで、ヤマハのコンバイン、地雷除去機などは以前に衝動買いしてしまいました(笑)
あとは、幼少の頃から古い車が大好きで、特に70~80年代の乗用車が魅力的に映ります(^-^)