「GWに決行する」と宣言した「トミカ バキュームカー」のレストア、
ようやく完了しました。
では、その様子を短いですがダイジェストでどうぞ。
まずはベース車を改めて観察。
幼少の頃、「トミカずかん」で写真を見て欲しかった「いすゞエルフ バキュームカー」でございます。恐らく1980年ごろに絶版になったものです。
こちらは、以前も書きましたが某リサイクルショップで200円で購入。最初は1000円というプレミア価格だったものが、あまりのボロさで売れず500円、200円と段々と値下がりしてきたのをハンティング。古い型のホイール部品にご注目。
御覧のように塗装が剥げて傷まみれ、ホース部品も欠品。せめて車軸がイカれていないのが幸運といったところです。
よく見てみるとこの個体、車内に砂が結構詰まっております。
・・・コイツ、恐らく以前は公園の砂場かどっかで活躍していたのでしょう。変にタイヤの角が削れていたり、引っ掻いたような傷が多いのもその影響でしょうか。
(そういえば僕も同じような遊びしたな~。マジョレットのVWゴルフとか埋めてました。)
で、まずは完全に分解して内部の汚れをゴシゴシ洗おうと思ったんですが・・・。ボディとシャシーの部品を接続している「カシメ」というものが曲者で、簡単には外れないのが「トミカ改造マニア」の間では有名。ネットで調べてみると電動ドリルで破壊するしか方法は無いようです・・・。
家にはドリルなんてものは無いので、地道にネジとトンカチで外そうと思ったんですが、いくらガンガン叩いてもびくともせず。泣く泣くあきらめました。
ということで、車内は軽く水でゆすぐだけで終了。窓の薄汚れも取りたかったのですが・・・仕方ない。
で、外装です。塗装膜が剥げてガタガタになっているので、まずは100円ショップで買ってきた「鉄用サンドペーパー」で残りの塗装も大雑把に削り、表面を滑らかにします(すみません、このへん写真撮り忘れです)。
タイヤ、タンク部分などを厳重にマスキングし、ボディ塗装します。グリルの別体部品はバキッと無理矢理はがしました。
今回使用したのは、ちょうど使い道が無くて余っていたクリーム色のホビー用スプレー。あるプラモデル制作に使用するために、1年前にホームセンターで購入したものです。
・・・オリジナル色よりも黄ばんでしまいますが、違和感は無いのでOKということで。
塗装削れまくりだったグリルの部品は、シルバーのスプレーをシュッとひと吹きで終了。ホイール部品も塗装が剥げていたので、シルバーのガンダムマーカーで着色。
タンク部分は、若干薄汚れて光沢も無くなってしまっていますが、緑の塗料はあいにく持っていないので、そのままにします。
最後に、欠品していたホース部品ですが・・・。これも適当に、家にあったカラフルなゴムバンドを黒く塗装して、両面テープで接着。
かなり適当でしたが、完成!!
意外とイイ感じじゃない?
ホースをくっつけるとグッと雰囲気が増しました。やっぱりバキュームカーはホースが命ですな!!
・・・で、そのホースですが、単にゴムバンドを黒く塗っただけなのになかなか生々しく仕上がりました。何だか今にもゴボゴボと音がしてきそう。
サクサクと適当に作業した割には満足な出来です。我ながら、目を細めて見れば新品にも見えなくはないと思うんですが、皆さんはどうですか。
自分で再生した個体ですが、長年欲しかったものをついにGETできたようでなんだか嬉しくなるのでした。
ということで、こんなに適当な作業でも、一応はトミカの再生は出来るということです。皆さんも挑戦してみてはどうでしょう!?
この「エルフバキュームカー」の再生に挑戦してみたいと思った方、札幌市西区の「ネットワン宮の沢店」にほぼ同じ状態の個体(ホース欠品、旧ホイール部品)が840円で売られていたので(2013年5月現在)、購入はお早めにどうぞ!
完。
・おまけ
「いすゞエルフ」のトミカといえば、実は既に1台持っています。せっかくなので、ベッドの下で眠ったままの「トミカBOX」から埃まみれのを引っ張り出しました。
ごみ収集車バージョンです。乗り物大好き少年だった幼児の僕に、親が買い与えてくれたものです。
物ごころ付いた頃には既に家にあったような気がします。なのでどこで入手したのかは全く不明。
けっこう良くできており、荷台を上げると後ろのゴミ投入部分がカパッと自動的に開くハイテクなギミックが付いていて楽しい。
・・・奇妙なことに、この「エルフ・ごみ収集車」モデルは、僕の生まれる10年以上前に絶版になり、「ミツビシ・キャンター」の収集車にモデルチェンジされたはずで、僕が持っているはずが無いんですが・・・。(もしかして、個人商店の売れ残りでも買ってきたのかな?)
当時、幼稚園の友達が持ってるのはみんな「ミツビシキャンター」の方のゴミ収集車で、それを見るたびに「うっへっへ・・・。僕の収集車の方がレアだぞ~ん」と心の中で勝ち誇っていたのを思い出します(←この時から変態でした・・・笑)
写真をご覧のように、現在でも傷は少なくまずまずの状態で、今回レストアしたバキュームカーの再生前の個体より数倍キレイです(大事に使っていたのか、あまりコレで遊ばなかったのか、綺麗な理由は不明)。
売ったらそれなりの値段になりそうですが、当時からお気に入りで思い入れのあるトミカなので、売る気はまったくありませんよ。
完。
・・・さて、せっかくバキュームカートミカを再生したんだから、次回は僕の持っているバキュームカー・ミニカーをゲスト出演させて「バキュームカー特集」でもしようかと思います。
ようやく完了しました。
では、その様子を短いですがダイジェストでどうぞ。
まずはベース車を改めて観察。
幼少の頃、「トミカずかん」で写真を見て欲しかった「いすゞエルフ バキュームカー」でございます。恐らく1980年ごろに絶版になったものです。
こちらは、以前も書きましたが某リサイクルショップで200円で購入。最初は1000円というプレミア価格だったものが、あまりのボロさで売れず500円、200円と段々と値下がりしてきたのをハンティング。古い型のホイール部品にご注目。
御覧のように塗装が剥げて傷まみれ、ホース部品も欠品。せめて車軸がイカれていないのが幸運といったところです。
よく見てみるとこの個体、車内に砂が結構詰まっております。
・・・コイツ、恐らく以前は公園の砂場かどっかで活躍していたのでしょう。変にタイヤの角が削れていたり、引っ掻いたような傷が多いのもその影響でしょうか。
(そういえば僕も同じような遊びしたな~。マジョレットのVWゴルフとか埋めてました。)
で、まずは完全に分解して内部の汚れをゴシゴシ洗おうと思ったんですが・・・。ボディとシャシーの部品を接続している「カシメ」というものが曲者で、簡単には外れないのが「トミカ改造マニア」の間では有名。ネットで調べてみると電動ドリルで破壊するしか方法は無いようです・・・。
家にはドリルなんてものは無いので、地道にネジとトンカチで外そうと思ったんですが、いくらガンガン叩いてもびくともせず。泣く泣くあきらめました。
ということで、車内は軽く水でゆすぐだけで終了。窓の薄汚れも取りたかったのですが・・・仕方ない。
で、外装です。塗装膜が剥げてガタガタになっているので、まずは100円ショップで買ってきた「鉄用サンドペーパー」で残りの塗装も大雑把に削り、表面を滑らかにします(すみません、このへん写真撮り忘れです)。
タイヤ、タンク部分などを厳重にマスキングし、ボディ塗装します。グリルの別体部品はバキッと無理矢理はがしました。
今回使用したのは、ちょうど使い道が無くて余っていたクリーム色のホビー用スプレー。あるプラモデル制作に使用するために、1年前にホームセンターで購入したものです。
・・・オリジナル色よりも黄ばんでしまいますが、違和感は無いのでOKということで。
塗装削れまくりだったグリルの部品は、シルバーのスプレーをシュッとひと吹きで終了。ホイール部品も塗装が剥げていたので、シルバーのガンダムマーカーで着色。
タンク部分は、若干薄汚れて光沢も無くなってしまっていますが、緑の塗料はあいにく持っていないので、そのままにします。
最後に、欠品していたホース部品ですが・・・。これも適当に、家にあったカラフルなゴムバンドを黒く塗装して、両面テープで接着。
かなり適当でしたが、完成!!
意外とイイ感じじゃない?
ホースをくっつけるとグッと雰囲気が増しました。やっぱりバキュームカーはホースが命ですな!!
・・・で、そのホースですが、単にゴムバンドを黒く塗っただけなのになかなか生々しく仕上がりました。何だか今にもゴボゴボと音がしてきそう。
サクサクと適当に作業した割には満足な出来です。我ながら、目を細めて見れば新品にも見えなくはないと思うんですが、皆さんはどうですか。
自分で再生した個体ですが、長年欲しかったものをついにGETできたようでなんだか嬉しくなるのでした。
ということで、こんなに適当な作業でも、一応はトミカの再生は出来るということです。皆さんも挑戦してみてはどうでしょう!?
この「エルフバキュームカー」の再生に挑戦してみたいと思った方、札幌市西区の「ネットワン宮の沢店」にほぼ同じ状態の個体(ホース欠品、旧ホイール部品)が840円で売られていたので(2013年5月現在)、購入はお早めにどうぞ!
完。
・おまけ
「いすゞエルフ」のトミカといえば、実は既に1台持っています。せっかくなので、ベッドの下で眠ったままの「トミカBOX」から埃まみれのを引っ張り出しました。
ごみ収集車バージョンです。乗り物大好き少年だった幼児の僕に、親が買い与えてくれたものです。
物ごころ付いた頃には既に家にあったような気がします。なのでどこで入手したのかは全く不明。
けっこう良くできており、荷台を上げると後ろのゴミ投入部分がカパッと自動的に開くハイテクなギミックが付いていて楽しい。
・・・奇妙なことに、この「エルフ・ごみ収集車」モデルは、僕の生まれる10年以上前に絶版になり、「ミツビシ・キャンター」の収集車にモデルチェンジされたはずで、僕が持っているはずが無いんですが・・・。(もしかして、個人商店の売れ残りでも買ってきたのかな?)
当時、幼稚園の友達が持ってるのはみんな「ミツビシキャンター」の方のゴミ収集車で、それを見るたびに「うっへっへ・・・。僕の収集車の方がレアだぞ~ん」と心の中で勝ち誇っていたのを思い出します(←この時から変態でした・・・笑)
写真をご覧のように、現在でも傷は少なくまずまずの状態で、今回レストアしたバキュームカーの再生前の個体より数倍キレイです(大事に使っていたのか、あまりコレで遊ばなかったのか、綺麗な理由は不明)。
売ったらそれなりの値段になりそうですが、当時からお気に入りで思い入れのあるトミカなので、売る気はまったくありませんよ。
完。
・・・さて、せっかくバキュームカートミカを再生したんだから、次回は僕の持っているバキュームカー・ミニカーをゲスト出演させて「バキュームカー特集」でもしようかと思います。
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