ジャムおじさん?の記録ブログ

趣味で買っては食べている、ジャムを記録してゆくブログ

柚子美じんじゃー/いとう

2019年12月28日 20時21分20秒 | 果物のジャム/コンフィチュール
●購入先:すうべにあ出雲(JR出雲市駅高架下・アトネスいずも内)
●製造元:いとう
●値段:950円
●主な原材料:柚子皮(出雲市産)、出西生姜

島根県出雲市の特産品の一つに「出西(しゅっさい)生姜」があります。
出雲市の中でも、ごく限られた畑でしか取れないショウガ。
同じ種から育てても、他の畑だと、なぜか味が変わってしまうそうです。

皆さんのショウガの概念を変えるようなショウガと言えましょう。
あの、ショウガのツンツンとしたところが無く、繊維が細く、辛みはあるけれど味が非常にまろやか。
生で食べられると言ってもと、なかなか信じてもらえませんが(苦笑)、サラダにもできるのです。


もちろん、さまざまに加工されて、土産物にもなっており、中でも「KAnoZA」の出西生姜のコンフィチュールは、僕がいちばん好きなジャム。僕をジャムマニア?にしてしまった逸品です。
地元でないと入手が難しいのですが、いずれ紹介しましょう。

11月末に出雲へ「帰郷」した時は、先の出雲の神果実「やまももコンフィチュール」の他に、出西生姜を使った、このジャムを見つけて、買って帰りました。


柚子皮と出西生姜を組み合わせた、固めのジャムです。
しかし、原材料の欄(比率が高い順に記載される)の通り、主な原材料は柚子の方。
ショウガは、蓋を開けた時に「あ、出西生姜の香りだ…(←さんざん、かいで知っている)」とわかりますが、どちらかと言えば脇役でしょう。



だから、基本的には、名称通り「柚子ジャム」です。
ただ、柚子もまた主張が強い味をしています。
けど、このジャムは、その柚子の味を出西生姜がまろやかに包み込み、心地よく仕上げているのです。
ちょっと、不思議な感覚かもしれません。


謎のお姉さん(笑)が説明している通り、クエン酸たっぷりの柚子皮ですが、酸味が和らげられた優しい味です。後味もしっかり。


お姉さんはこう言ってますが、ショウガは「ピリッ」ではなく、味を丸めている感じがします。
確かに、無糖ヨーグルトによく合います。





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