実は8月6日に三木浦でダイビングをしていました。前日8月5日に魚飛渓でパンツダイビングをしていたので広義では連続ダイビングだったのです。
っで、その時に撮影したのがこのマトウダイです。
僕はこれまでマトウダイという魚について図鑑やら写真やらの知識しかなくて、この目で目撃するのは初めての経験でした。ファーストコンタクトにおける感想は”うわっ、カオ長ー”でした。聞いた話では普段はたたまれた状態の口が大きく前へ展開するそうで、ホンマの長さはこんなもんやないそうですわ。
ところでマトウダイといえばやはり体の側面のマト状の黒斑です。このマトなくしてマトウダイは語れないといっても決して言い過ぎではないでしょう。
でもちょっと待ってください、”それやったらマトダイでええがな”という流れになってしまいます。事実、地方名では”マトダイ”というのがあるそうです。
やっぱしマトウダの”ウ”ってどうしても気になる目の上のタンコブ的存在だと思うのです。
そしていつものように先ず一番身近な嫁ハンに”マトウダイの”ウ”ってなんじゃい??”と疑問をぶつけてみました。するととてもあっさりと正論で切り返されました。
”ウマの頭で馬頭→マトウというんもかけているのです”ということでした。
なるほどなるほど、”カオ長ー!!”というのもあながちハズレではなかったようです。
ところでマトウダイと似たような魚なんですけどマト状の斑がないカガミダイという魚がいます。このカガミダイをマトウ(馬頭)ダイにしといて現マトウダイをマト(的)ダイにしたらええなんていう意見は状況をこんがらかせるだけなのでしょうねえ。