ピーター・アーツに感動！！

昨日の27日に録画しておいたK-1の放送をさっき見ました。やかましい女優が鬱陶しかったり、キムチ臭い演出（開催地が開催地だけにしょうがないのでしょうが‥）が鼻についたりもしましたが、全部見ました。そしてかつてのK-1で猛威をふるった、暴君ピーター・アーツの戦いぶりに感激してしまいました。対戦相手は現在K-1のグランプリを3連覇中のセーム・シュルト（この人も大分昔からキング オブ パンクラシストだったりでキャリアが長いのですが‥）です。戦前の僕の予想はピークを過ぎたアーツが年寄りの冷や水的な感じでシュルトになぶり殺されるようなKO決着でした。ところが試合が始まるとアーツがシュルトの前蹴りやカウンターを物ともせずにどんどん間合いを詰めて懐からボカボカ殴りにいきました。カウンターを喰らってひっくり返るのも時間の問題やないかと考えていたのですが、最終ラウンドまでボカボカ殴りまくりで、結局3-0の0判定でアーツが勝利を手中におさめよったのです！！シュルトはグランプリ決勝時期を視野に入れて体調調整なんかをしていたのかもしれんくて、終盤バテたような感じでしたが、アーツの戦い、男気に僕は感動してしまいました。

ドつかれる事を恐れずに、前へ前へ進んでゆくことのかっこよさを見せてもらって、勇気をもらったような気持ちです。僕は自分にとてつもなく甘いフニャフニャな人間なので、キツいことがあるとすぐに易きに流れてしまいます。しかし明日からは”あのときのアーツのキツさに比べたら僕のなんかはスカみたいなものだ”と自分なりに少しは踏ん張ってみようと思います。