串本町は紀伊大島の須江でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はハリセンボンです。数年前、須江やら紀伊半島周辺の沿岸域一帯でハリセンボンが異常発生といって良いぐらいの状態になったことがありました。現在になって振り返るに、あれはなんやったんやろう、と思います。
さて、このハリセンボンは砂地の水底に1尾だけでポツンと佇んでいました。佇むというより、横たわるとかひっくり返るというような表現のほうがしっくりくるような雰囲気でした。っというのも水温が15~16℃とこのあたりの海ではかなり低い水温域やったんですわね。ネコはコタツで丸くなるやないですが、ハリセンボンも相当キツかったんやないかと推測します。見るからに機嫌悪そうな感じです。
しかし、こうしてまじまじと眺めて見ると、ハリセンボンは目の枠にあたる部分の柄で怒り目に見えてしまうような線が入っていて損しとるような気もします。
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