平家物語 祇園精舎 れらは皆旧主先皇の政にも従は ず楽しみを極め諫めをも思ひ入れず天 下の乱れむことを悟らずして民間 の憂ふる事を知らざつしかば 久しからずして亡じにしものども なり。近く本朝を窺ふに承平の 将門天慶の純友康和の義親 平治の信頼これらはおごれる 平成29年4月15日 4丁點參壱