新古今和歌集の部屋

恋歌四 袖に宿る月 筆者不明屏風コレクション八

新古今和歌集 第十四 戀歌四

千五百番歌合に    攝政太政大臣

 

わがなみだ

もとめて

そでに

やどれ月

    さりとて

    

      かげは

    みえねど

 


読み:わがなみだもとめてそでにやどれつきさりとてひとのかげはみえねど

意味:恋人に捨てられて寂しい私の涙を探して袖に宿ってくれ。月よ。だからといって、あの人の姿は映っていないですが。

作者:藤原良経ふじわらのよしつね1169~1206関白九条兼実の子。後京極殿と呼ばれた。新古今和歌集に関与

備考:千五百番歌合 美濃、新古今注、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫) 

 

平成27年5月16日十點貮/十六

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