新古今和歌集の部屋

春歌下 花に物思ふ


新古今和歌集巻第二春歌下

 百首歌に          式子内親王

    はかなくて

  過ぎにしかたを

 数ふれば

花に

  物思ふ
    春ぞ

     経にける


読み:はかなくてすぎにしかたをかぞふればはなにものおもふはるぞへにける

意味:夢の様でもあるが、過ごして来た月日を思い返してみると、花の散るのを歎きながら春を過ごして来た事だけが思い出されます。

備考:八代抄、美濃、新古今和歌集抄出聞書書(陽明文庫)

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