新古今和歌集の部屋

赤染衛門集 尾張の初雪



 国にいきつきたりしにはつ雪のふりにしに

はつ雪とおもほえぬかなこのたびは
 猶ふるさとを思ひいでつつ 匡衡

めずらしきことはふりずぞ思ほゆる
 行きかへりみるところなれども
              赤染



赤染衛門集
国にいきつきたりしにはつ雪のふりにしに かみ
初雪とおもほえぬかなこのたびはなほふるさとを思ひいでつつ
かへし
めづらしきことはふるすぞおもほゆるゆきかへりみる所なれども



    栄華物語の作者三十六歌仙
衣  の一人赤染衛門は尾張守大江
か  匡衡の妻で 長保三年(1001)
け  夫と共にここに住み この松
の  に衣をかけたと伝える

跡   昭和四十六年三月
    稲沢市教育委員会建之



赤染衛門歌碑公園
赤染衛門が衣をかけた松があったといわれる公園。
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