新古今和歌集の部屋

春歌上 壬生忠見 筆者不明公任三十六歌仙色紙コレクション



  壬生忠見

やかずとも
  草はもえ
   なむ春日のを
たゞ春の日に
  まかせ
    たらなん


新古今和歌集巻第一 春歌上 壬生忠見
焼かずとも草はもえなむ春日野をただ春の日に任せたらなむ

よみ:やかずともくさはもえなむかすがのをただはるのひにまかせたらなむ 有隆 隠削

意味:野焼きしなくても今草は萌えているのでは無いか。春日野をただ春の日に任せたら良い。

備考:忠見集によれば内裏屏風歌で「春日野焼く人あり。御社詣づる人ゆく」とある。
公任三十六人撰
俊成三十六人歌合


全体 約 37.7×25.8cm
個々色紙 約10.7×9.4cm

令和4年7月10日 壱/4
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