新古今和歌集の部屋

俳句:わくらば コメント拙句集9月




様からの温かいコメントへの返信、皆様のblogにお邪魔した際のコメントに付けた拙句の9月分の拙句集 わくらば です。

わくらばにとふ人あらば須磨の浦に藻塩たれつつわぶと答えへよ

 京都東山 八神社
いなづまは神の御通り遠く聞く

 台風一過
野分跡一過の花がぼちぼちと

 田兒之浦をよめる
                   和輪
富士の山 滑りおりたら 田子の浦 白砂に舞う 波と粉雪
 かへし           自閑
北斎の波に乗りつつターンして富士の高根のあの子にアピール
(高根の花の彼女にアピールするには、北斎級の波🌊🌊🌊でないと)
 さらにかへし        和輪
今はもう 高根の花は 諦めて 野菊の様な 娘かわいい
待っている招かれるのをただずっと素敵なお菓子茶とともに
 又かへし          自閑
今はもう愛したくない今日も又寂しさだけが漂ふ部屋に
(アリスの歌に似ていますが、気のせいです。🎸🎤😆🎵)
懐石にぶぶ漬け出されまさにこれ喫茶去とは言ふやしぬらむ
(喫茶去って、禅語で「飲んだら帰れ」と言う意味で茶室に飾るとか😖。茶道の道は遠い)
 連歌の返し
ときは今 雨が下知る 五月かな 光秀(和輪)
さつきまで降る 驟雨の止んで 自閑
(さっきと皐月)
 又々返し          和輪
名月の 淡い光に 照らされて浮かびあがるは 団子のかげか
秋深く おもいを込めて 学ぶ友エールを送り 成就を願う
 泥酔の後返し        自閑
飲めば又忘れるものと今日も飲み起きた頭痛に顔洗いつつ
(反省だけなら猿🐒でも出来るのですが。分かっちゃいるけど止められない)

 茶目っ気
秋冷の朝には熱いお茶どうぞ

 琵琶湖彼岸
彼岸まで遠くで見えずうき御堂
(仏教の彼岸と琵琶湖の彼岸の意味です。浮きと憂きの掛詞)

 十六夜(十五夜)
黒雲は脱しつつある今日の月

 堅田十五夜
月見にも茶を飲む景色色を添え

 月見酒
黒雲が過ぎた月光杯に入り

 十五夜の後
さかづきになっても干して又一杯
(盃と逆月。夜更けの月🌛をイメージしまいました)

 満月満杯
満ちる酒満ちる月入れ波の上
(波となみなみの酒)

 春も観月酒
さかづきに三日月入れて春のゆふ
(三日月をさかづき入れて春の夕を推敲)

 李白酔詩
李白なら三日月飲み干し詩百篇
李白一斗詩百篇長安市上酒家に眠る 杜甫 醉八仙
 銘 三夕
懲り須磨の花ももみぢも秋の夕
(見渡せば花も紅葉もなかりけりの本歌取です。茶道道具の銘にも三夕は多いですね)

 感染激減
黒雲をいづるも楽し月の影
(感染もやっと黒雲を抜けた様です)

 須磨の秋
潮騒の波に千鳥の鳴き渡る

 台風一過
風も止み雲も晴れてや虫の声
(台風の時は、虫も鳴かず、私も虫の声を聞く余裕も無いですね)

 茶道初心者へのアドバイス
薄暗く細い道にも照らす月

 台風一過は洗濯日和
野分あと洗濯物の良くかわき

 野分後月
花買ふて明日の月見の活けるかな

 感染減少
天高く皆が笑える世を願い
(少しでは有りますが感染者数が減っております。でも感染には十分ご注意下さい)

 独り身の秋雨
秋雨や相合傘の横通り

 残暑
悔しくも暑さの残る風の中

 クッキー
母の焼くクッキーの香のフォルテシモ

 仲秋寒暖
寒暖の差の大きくて中の秋
(+5℃、-10℃など体調を崩しがちです。十分ご注意下さい)

 連歌 人の噂を悩むなかれ
悩む心に 秋のそよ風 和輪
問う人のなき身にもくしゃみかな 自閑
(人から噂も立てられず、安否も問われずでも、秋のそよ風に、くしゃみが。。誰か悪い噂かな?)

 秋雨
しづかなる秋雨の中茶筅ふる
(降る、振るの掛詞)

 茶の温かさ
あつさよりあたたかくなる茶の湯かな
(熱さと暑さ、暖かいと温かいの掛詞)

 秋雨寂静
何もしない贅沢な時秋の雨

 秋雨、密を避け
秋雨の合間に出掛け人を避け

 秋霖錆
欲の目とこの秋霖にさびついて
(錆と寂の掛詞。きれいさびとはいきませんでした)

 連歌 おもてなし
亭主のおもいあじわいつつも(もてなし迎える心) 和輪
お茶の間でたしなむものは新酒かな       自閑
(無作法をたしなめられず、ちびりと)
和のさび感じ 人に酔いたり          和輪
サビを入れ歌い出すのも秋の興         自閑
(カラオケも濃厚接触なので自粛しております🎤)

 夏終秋始      和輪
楽しむと 心に決めて 詩を詠む
夏の終わりと 秋のはじまり

 晴耕雨読
秋雨で読書をしては耕さず
(晴耕雨読です。agricultureにはcultureが含まれると高校時代には習ったのですが)

 抹茶茶碗の正面
色も無き時雨が碗を染めあげて

 常磐木秋雨
秋雨や椀の緑は染めかねて
(時雨が山の木々の緑を紅葉させるが、常盤木は染まる事は無いと言う和歌の本歌取。碗の緑、つまり先生から受け継いだshetland-a様の茶道の心は変わる事が無いですね)

 青磁雨後晴天
秋霖も雲間にみえる蒼き色
(青磁の雨後晴天です。先ほどの雷雨が止んでほんの少し晴れて来ました。コロナ禍も少し灯りが見えると良いですね)

コメント一覧

warin2020
アハハ🤣🤣🤣

頭痛くて薬飲んで眠ってましたよ~

書いたり長く画面見てるとダメなのでしょうか?

符句

お空を飛んで 応援に来る

アハハ🤣🤣🤣自閉さんは…結局来てくださるのでした!

な~んてね🎵🎵

前の2句の続きも詠みたいなぁ…少しまた眠ってからきますね。

なるほど 声に出して読むのもいいですね!

YouTuber短歌にも 句をつけたかったですが…全然浮かばす泣けます😢😢😭😭
jikan314
@warin2020 とても簡単な事ですが、短歌を作ったら、声に出して読む。そこで、自分のイメージに合ったら完成。
短歌も歌🎤😆🎵ですから。
えいえいお👊😆🎵
行け!行け!和輪探検家!!今日も行く~♪
私は、お炬燵でお茶を飲みながら応援👊😄📢しています。
拙句
風の子は野山駆け行く猫バスで
warin2020
わあ🎵🎵

こんばんは~イエーイ👊😆🎵🎵勉強になりますね~やっぱり自閉さんは

ありがとうございます🙇🙇😊😊

めちゃ励みになりましたよ~🤣🤣

お互いに がんばりましょうね~えいえいお🙋🙋

わあ!凄い🎵🎵凄い🎵🎵

どこがスランプなんですか~

アッ!歯医者さんには早めに行ってくださいね~😅😅と自分は行かないくせに人には言いますよ~🤣🤣🤣✌✌

もうね!探検隊は大変な事になっております。トホホ…泣けます😢😢😢

これはブログで報告しますが…呆れないでくださいね🙏🙏🙇🙇😥😥

今先程から…詩を考えておりますがなかなか浮かばないので

(*^^*) またコメントしにきますね😊😊😉😉✌✌

ではまた…のちほど
jikan314
@warincafe2010 和輪様
間違えておりませんよ。(^-^)v😃✌️(^-^)v
「て」があった方が、余韻が有り、「のせ」で終わると強い調子になると思います。
点てる茶の 泡にもにたる 拙句かな
では符け
消えなば消えよ 飲んで美味しい
jikan314
@warin2020 輪輪様
古典の勉強が全く進まないので、お茶を飲みながら、お茶を濁す拙句集で、blogネタとしております。
和輪様とのやり取りを楽しんで頂いた方もおられるので成功ですが、9月分を10月の末であわてて記事にしました。10月分もしばらくネタに困った😖💦時に出すと思いますが、気長にお待ち下さい。そして11月分もコメント投稿を期待しております。よろしく😃✌️
巡りくる 四季と同じく 歌を詠む 心に響く 言の葉のせて
言霊と言う日本古来の思想が有り、悪口ばかりでは心が荒み、暗い言葉ばかりでは更に落ち込んでしまいます。和輪様のイエーイ👊😆🎵で、周りを明るくすると自分も明るくなります。それを短歌にすると言う事で私はこの短歌は好きですね。では、愚詠イエーイ👊😃💕
返し
立ち止まり後ずさりして歌を詠む今日の心を言の葉乗せて
(最近スランプかな?と思いつつ、考えてみれば、万年スランプなのだから気にする事も無いと、思っております。Dr.スランプアラレちゃんを食べてがんばります。歯が悪いので固いと。。。👴)
warincafe2010
わぁ😱😱

ことのは
の字間違えてませんか!
泣ける!

ことのはにのせ!
とことのはのせて!と悩んだんですけど…

😵💨また失敗をば😢😢😢

拙句
点てる茶の 泡にもにたる 拙句かな
warin2020
アハハ🤣🤣🤣
わあわあ\(^o^)/\(^o^)/

凄いなぁ~自閉さん

ありがとうございます🙇🙇😊😊

ヤッホー🎵🎵楽しいですね~🤣🤣🤣

という事で…またまたブログ記事に登場して頂いておりますよ~

イエーイ👊😆🎵🎵

アハハ🤣🤣🤣

多すぎて何から詩をつければ良いやらですね~

拙句

巡りくる 四季と同じく 歌を詠む 心に響く 言の葉のせて

如何でしょうか~

イエーイ👊😆🎵

がんばろー💪

えいえいお🙋🙋

で~す😆😉✌🎵🎵
jikan314
@shetland-a 子供の頃、百人一首のカルタをしていました。意味も分からず、ただ音だけでいくつかを得意札としていました。
42歳を過ぎて、新古今和歌集の勉強をし始め、得意札のほとんどが、新古今和歌集である事を知りました。新古今和歌集を学ぶのが運命付けられていたと、不思議な体験です。
短歌は、山奥の田舎で、高祖父、曾祖父、伯父、俳句は伯母がしていましたが、祖父、父がしなかった関係で、曲がりなりにも真似事をしているのは、一族の中で私だけです。
次の記事の百人一首も、売り手が百人一首だとは知っていなかったので、私が所有出来たと思っております。断捨離は出来ないですね。
拙句
風が吹き野原が騒ぐ秋の暮
shetland-a
本歌取りなど知識があることが大前提ですよね。
百人一首をカナ書道で書いていましたが、ただ書いていただけ。そして今は書道をお休みしています😅
先程YouTubeで百人一首音読を流していたらとても良い気持ちでした。歌に合わせた背景もよくて覚えているのがあると嬉しくなります。
興味が湧いたというのが何より代え難い感情です。自閑さまの私に沿う嗜好でそそられたのでしょうか🤣❤️
究極の指導ですね🤣🥰😆
jikan314
@shetland-a shetland-a様
コメント嬉しいです。
俳句は、座の文学。例えば、shetland-a様への俳句は、shetland-a様にだけ分かる、喜んでもらえるよう作っております。茶道でも、この客人ならこの嗜好を喜んでくれるだろうか?と亭主としていろいろと工夫するのに似ています。
私の俳句は、古典的で、本歌取り、掛詞など今では作る人もいないもので、俳句をなさっている方からすると、邪道となっております。従って俳句をなさっている方には、俳句を付けません。褒める所も無く、逆にお怒りになる方もおられるかと。
又御來室頂ければ幸いです。
拙句
千歳より茶巾喜ぶ七五三
shetland-a
楽しいですね〜😄🥰🤣🤣
こんなやりとりができるとワクワクするでしょうね。なかなか進まない「周防柳著の身もこがれつつ」この中の定家も人間味溢れる表現で親しみ湧いてきました。素養0ですが和歌面白いです。
歌の返しって機微がないと出来ませんね。
しかし楽しい🤣🤣
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