光浮
秋風に棚引く
雲の
絶え間より
もれ出る
月の
影のさやけさ
新古今和歌集巻第五 秋歌上
崇徳院に百首歌たてまつりけるに
崇徳院に百首歌たてまつりけるに
左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
よみ:あきかぜにたなびくくものたえまよりもれいずるつきのかげのさやけさ
備考
久安百首。二句「ただよふ雲の」。定家十体麗様。百人一首。
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
よみ:あきかぜにたなびくくものたえまよりもれいずるつきのかげのさやけさ
備考
久安百首。二句「ただよふ雲の」。定家十体麗様。百人一首。
安永九年(1780年)嘉永五年(1852年))
江戸時代後期の土佐派の絵師。土佐派別家の初代土佐光貞の長男。幼名は虎若丸、字は子正、号は鶴皐。正四位下。
令和元年12月6日 參點弐