新古今和歌集の部屋

本居宣長の世界 和歌・注釈・思想 読書

 
本居宣長の世界               森話社
 和歌・注釈・思想
 
 
 
長島弘明〔編〕

鈴木日出男・風間誠史・鈴木健一・渡部泰明
田中康二・杉田昌彦・勝原晴希・神野志隆光
 

 
編者:長島弘明
初版:2005年11月22日
発行:森話社
 
 
目次
 
1 宣長の和歌論における「もののあはれ」と「あや」      鈴木日出男
2 本居宣長の「文学」 初期詠歌と『排蘆小船』を読む     風間誠史
3 『古今集遠鏡』の注釈方法                 鈴木健一
4 本居宣長の修辞意識『美濃の家づと」に見る「縁」の思想   渡部泰明
5 和歌注釈の作法
『草庵集玉箒』における「例の病也」と「歌の魂なし」をめぐって 田中康二
6 宣長にとっての『源氏物語』                杉田昌彦
7 〈もののあはれ〉の変容『紫文要領』と『源氏物語玉の小櫛』 勝原晴希
8 『呵刈葭』における宣長と秋成               長島弘明
9 『古事記伝』と『古事記』                 神野志隆光
 
 あとがき
 




コメント一覧

jikan314
@kunorikunori 私も知らなかったのですが、方丈記に「木のみをひろひて且は仏に奉り且は家づとにす」と有り、調べて知った所です。
人から習った事の無い事を20年続けており、今だ門前の小僧?です。覚えても中身は、???ばかりです。
新たに覚え、発見すると言うのは、楽しいものですね。
拙句
草の名を今日覚えては口ずさむ
kunorikunori
Jikan様

【お参り】大変ありがとうございます。

「家苞」=「お土産」とは、意外過ぎて…びっくりでした。
注釈書をお土産に渡していたなんて、依頼されていたとはいえマメな先生ですね。

本居宣長は「古事記」の件でしか知りませんでしたので、ありがとうございました。

本居宣長をwikipediaで調べてみて、伊能忠敬の天文の師であった「高橋至時」と同時代を生きていた人であったことがわかり、また、場所的には松浦武四郎の生誕の地とも近かったです。
jikan314
@kunorikunori 心配しており、近くの八坂などにお参りしてきました。
家づととは、家苞と書き、お土産の事です。
弟子が、故郷の美濃に帰る時に、何か古典籍の注釈を頂きたいと望み、新古今和歌集の注釈書を与える事として、執筆し、お土産に渡した物を書き直して出版した物です。
新古今和歌集の注釈書なので、この本と弟子が反論した尾張の家苞を読みたいが為に、古文書を読む練習をしております。先は長く、この本の解説本や論文もほとんど無いと本居宣長記念館の学芸員様から教えて頂き、ひたすら読み続ける事をアドバイス頂きました。宣長がしたように。
拙句
やんちゃでも神の前では七五三
kunorikunori
Jikan様

その「づと」とはどのような意味なのでしょうか?
素人質問で申し訳ないのですが、

【江戸中期の国学者本居宣長(1730~1801)が新古今和歌集の中から696首について、文法的に詳細に注釈したもの。元になった原稿は、1790(寛政2)年3月以前に、美濃大垣へ帰郷する門人大矢重門に乞われて与えたもので、書名はこれに由来する。】

とあったのですが、「づと」自体がわからなかったので、お願いいたします。
jikan314
@kunorikunori 未だ残暑が厳しい時期に行って来ました。
もちろん例の事からの旅行なので、十分注意しましたし、帰ってからも確認しました。
新古今和歌集美濃の家づとが、研究テーマで有るので、学芸員さんから、他の研究などの書籍を紹介してもらったら、市の図書館にあったので、借りて読んでいます。
来週から、国会図書館も事前予約制が緩和されるので、楽しみです。
時雨の歌、とても面白かったです。
拙句
虫たちもあたたかいのか小春かな
kunorikunori
Jikan様

もしや、三重の記念館でしょうか?
行きたかった処です。名古屋まで行ったので、あと一歩でした。
「古事記」の先生に冒頭の「天地」を「あめつち」という言葉に訳すのに41年かかった…と聞いた記憶があります。(本当かどうかは?ですが。)

このシリーズ、楽しみにしております!
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