しもおちてけいもんこうじゆむなしふはんなくつゝがかくしゆうふうに 霜落荆門江樹空布帆無恙挂秋風 このこうあらずためにろぎよのくわいのおのづからあいしてめいざんをいるせんちう 此行不爲鱸魚膾自愛名山入剡中 あきくだる 秋下 けいもんを 荆門 りはく 李白 秋荆門を下る 李白 霜は荊門に落て江樹空し。 布帆恙無く秋風に挂かく。 此の行鱸魚の膾の為ならず。 自から名山を愛して剡中に入る。 唐詩選畫本 七言絶句 小林新兵衛 寛政三年~天保七年(1791~1836)