新古今和歌集の部屋

春歌上 融氷


新古今和歌集 巻第一春歌上
 題しらず           西行法師
      岩間とぢし
氷も今朝は解けそめて
    苔のした水
  道もとむらむ


読み:いわまとぢしこおりもけさはとけそめてこけのしたみずみちもとむらむ
意味:岩間に閉じ込められた氷も今朝は融け始めて、苔の下にあった水も、流れる水となっているのだろう。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新古今和歌集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事