新古今和歌集の部屋

雑歌上 刈萱の関

新古今和歌集 巻第十八 雜歌下


道         菅贈太政大臣

    刈萱の

關守にのみ見えつるは

 人も

  ゆる

    さぬ

      道べ

   なりけり


読み:かるかやのせきもりにのみみえつるはひともゆるさぬみちべなりけり 隠

意味:刈萱の関の関守だけ見えるものは、私が帰ることを許さない道辺だけだ

作者:菅原道真すがわらのみちざね845~903菅公、菅丞相と称される。右大臣。遣唐大使に任命されるも遣唐使を廃止。藤原時平の讒言により大宰権帥に左遷され、大宰府で没した。漢詩、和歌、書をよくしたた。没後天満天神として祭られた。

備考:刈萱の関 福岡の太宰府の近くにあった関。出典未詳。八代集抄、歌枕名寄

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