初稿 瀬田夕照 自閑 行人宿に収まって唐橋疎ら 石山遠鐘夕照を添う 巴妾の涙を知る者は今では稀 唯河流景は変わらず○艘 二稿 行人收宿唐橋少 石寺遠鐘添夕照 巴妾涙知者今稀 河景不變只獨眺 岡島清曠 画 幕末・明治の四条派の画家。金沢生。名は士願、字は素竹。画を横山清暉に学び、人物・花鳥を能くする。明治10年(1877)歿、50才。 ただし、瀬田唐橋図かどうかは不明 勢多夕照 近江八景の一つ。 平成27年9月23日 拾壱圓