新古今和歌集の部屋

新古今和歌集仮名序12 近衛豫楽院筆

新古今和歌集仮名序


 

のあざけりをかへりみざる

なるべし。時に元久二年三

月廿六日になむしるしおは

りぬる。めをいやしみ耳を


 

たふとぶるあまりいそのかみ

ふるき跡をはづといへどもな

がれをくみてみなもとを

たづぬるゆへにとみのをがは


 

たえせぬ道をおこしつれば

つゆ霜はあらたまるとも松

ふくかぜのちりうせず春秋

はめぐるとも空行月の


 

くもりなくして此ときに

あへらむものはこれをよ

ろこび此道をあふがんもの

はいまをしのばざらめ


 

かも。

 

仮名序訳

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