新古今和歌集 巻第一 春歌上
題しらず
志貴皇子
岩そそぐ
たるひの
上のさ
蕨の
萌えいづる春に
なりにけるかな
読み:いわそそぐたるひのうえのさわらびのもえいずるはるになりにけるかな 隠
作者:岩に落ちるツララ(※垂水の場合は、滝)の水のほとりの初蕨が萌え出る春となったな~。
作者:しきのみこ?~715or716天智天皇の皇子。施基皇子とも書く。光仁天皇の父。 万葉集 第八巻 1418。古今和歌六帖。和漢朗詠集。
歌枕名寄、新古今注、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)
万葉集巻第八 1418 春雜歌
志貴皇子懽御歌一首
石激 垂見之上乃 左和良妣乃 毛要出春尓 成来鴨
写真:神戸市垂水区平磯 平磯緑地 万葉歌碑の道