新古今和歌集の部屋

夏歌 持統天皇 百人一首絵 画家不明コレクション



 持統天皇
 
春過て
  なつ
来に
  けら
   し
 白妙
   の
ほす
  てふ
あまの
   かぐ山
 



新古今和歌集第三 夏歌
 題しらず        持統天皇御歌
春過ぎて夏來にけらししろたへの衣ほすてふあまのかぐ山
 
よみ:はるすぎてなつきにけらししろたへのころもほすちょうあまのかぐやま
 
意味:春が終わってどうやら夏になったらしい。天の香具山では、田植え前の五月女たちの斎衣の白い衣を干すのがみえますから。
 
作者:じとう645~702天智天皇の鵜野讃良皇女、天武天皇の皇后。
 
備考:八代抄、歌枕名寄、新古今抜書抄(松平文庫本)、九代抄、九代集抄、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)
 
万葉集巻第一 28 雑歌
           藤原宮御宇天皇代
春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山
 
 
令和2年10月16日 弐

コメント一覧

jikan314
古今集から300年。鎌倉時代になって、後鳥羽院が、新たな古今集を編纂するぞ!と命じて、出来た物です。
拙blogをご覧になっている方も、これなら知っていると言う物もたまには無いと、と思いちょっと買って見ました。
天皇が、山に洗濯物が干しているから夏だ!と歌ったと思います?
やはり五穀豊穣を神に祈り、夏を宣言して、五月女の斎の衣を歌ったと思います。
衣干すと言う事は、その前に洗濯しなければ。洗濯には水が必要と思ったら香久山には池がありました。今は有りませんが。
又ご覧に頂ければ幸いです。
夕日浴び柿の色増す薬師趾
3948Thankyoufoureight
持統天皇
有名な句ですね
これだけは覚えています。
(笑)
わたしも文庫本の古今和歌集のを持っていて前には見ていました。

新古今和歌集もあるんですね。
どうちがうのか、難しくて良く分かりませんでした。

Shanxi.
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