みのむし
の
ねを聞
に
こよ
草の庵
はせを
貞享五年三月
季語:簑虫 秋
蓑虫庵芭蕉堂
井戸はわらじ塚
枕草子 第41段
蓑虫いとあわれなり。鬼の生みたれば、親に似てこれもおそろしき心あらむとて、親のあやしき衣引き着せて、「いま秋風吹かむをりぞ来むとする。待てよ」といひおきて、逃げて往にけるも知らず、風の音を聞き知りて、八月ばかりになりぬれば、「ちちよ、ちちよ」とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり。
簑虫庵の解説では、服部土芳の庵号が些中庵が、簑虫と同音相通ずることから、その縁語句といわれるとのこと。
又、簑虫とは芭蕉が旅に出てばかりいて、簑ばかり着ている事から、自分の事を言っていると言う説があると案内して頂いた方が教えてくれました。
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