明月記 元久二年 五月 十日天晴。家長朝臣來臨。殿下詩歌合、於院御所可被合之處、詩於御所未被講。仍被忌五月、延引了云々。 略 十日天晴。家長朝臣来臨す。殿下の詩歌合、院御所に於いて合はせらるべき処、詩は御所に於いて講せられず。よりて五月を忌まれ延引しおはんぬ云々。 略 元久詩歌合 元久二年六月十五日 五辻殿被講