新古今和歌集の部屋

恋歌二 手紙だけにして

新古今和歌集 巻第十二 戀歌二


大納言成通文遣はしけれどつれなかりける女を

後の世まで恨殘るべきよし申しければ

よみ人知らず

   たまづさの

通ふばかりに

  慰めて

 後の世までの

   うらみ

       のこすな



読み:たまずさのかようばかりになぐさめてのちのよまでのうらみのこすな 隠

意味:お手紙だけのやりとりはしますから、それで気持ちを和らげて、後世まで恨みを残すなどしないでください。

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