神祇歌 日吉二宮の影
日吉に奉る歌に二宮を 前大僧正慈円 やはらぐる 影ぞふも とに雲 なき本...
恋歌四 心の花の色にまかせて 手鑑コレクション
新古今和歌集 巻第十四恋歌四 百首歌中に 式子内親王 さりともと まちし 月日そ うつり ゆく 心の花の 色に ...
古今集春歌上 都の春 筆者不明コレクション
みわたせば やなぎ桜を こきませて都ぞ はるのにしき なりける ...
和泉式部 軒場梅
霞た津 者留き尓け里と 和泉式部 此花を 見留尓そ鳥能 軒場梅 こ恵も万多留ヽ 歌...
哀傷歌 消えにし人を何に例へむ
新古今和歌集 巻第八哀傷歌 小式部内侍露置きたる萩織りたる唐衣を着て侍りけるを身まかりて後上東門院より尋ねさせ給ひけるにたてまつるとて 和泉式部 ...
哀傷歌 忘らるる時の間ぞなき
新古今和歌集 巻第八哀傷歌 小式部内侍身まかりて後常に持ちて侍りける手箱を誦經にせさすとてよめる 和泉式部 恋ひわぶと 聞きにだに聞け 鐘の音にうち忘 らるる ...
哀傷歌 身を吹き通す風の音
新古今和歌集 巻第八哀傷歌 弾正尹為尊親王におくれてなげき侍りけるころ 和泉式部 ねざめする身を 吹きと ほす風の音を 昔は袖のよそ に聞き け...
金槐和歌集 祝
金槐和歌集 賀 369 いはいの歌 君が代もわが代もつきじいしかはやせみの小川のたえじと思...
草子洗小町 富士のなるさの大将
草子洗小町 三番目物 作者:世阿弥。有る本では観阿弥。 前後シテ 小野小町 ツレ...
伊勢物語 交野の桜狩り1 奈良絵本筆者不明コレクション
伊勢物語第八十二段 昔これたかのみこと申すみこおはしまし けり。山ざきのあなたにみなせといふ所に 宮ありけり。としごとのさくらの花ざかり にはその宮へなむおはしましける。その時...